2022.07.03 10:45

不倫の根深い後遺症~抜け出してもその後の恋の邪魔をする!?

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あまりにも年の差があると結婚はやはり難しいのかな?なんて思えてきますが、実際のところ、どうなのでしょうか?
2014年後半には西島秀俊さんの年の差結婚や竹野内豊さんの交際宣言が話題に…!
おじさまとの恋愛を楽しむ女性に良いところを聞くと、“同年代の男性にはない包容力”や“経験豊富”などが挙がります。
相手が独身ならいいのですが、既婚だと知っていても大人の魅力にやられ、踏み込んでしまうのが不倫の道。経験女性いわく、不倫は蜜の味とでも言うのか、何度も繰り返してしまう中毒性があるようです。

そんな不倫には、いったいどんな後遺症があるのか…。不倫から抜け出したものの、その後の恋愛に影響があったという4人の女性の体験談をご紹介します。

彼の弱さを見たくない

◆case1:裕子さん(32歳・経理)

「彼氏が風邪を引いて寝込んだときのことです。
不倫だと看病をするのは奥さんなので、『お大事に。早く元気になってね』とメールする程度。彼が辛いときにそばにいられないのに歯がゆさを感じていたのは最初だけで、その頃の習慣が抜けてなかったんでしょうね。
今の彼にも同じように接したら、『冷たい』と遠まわしに責められました。
振り返ってみて、不倫中は相手の弱いところを見る機会が少なかったなと。それに慣れ、看病したり、愚痴を聞いたりするのが“面倒”と思っている自分に気づいて愕然としました…」

――不倫ってある意味、自分も相手も、上澄みの一番良い面だけを見せているのかもしれませんね。相手のすべてを受け入れ、支え合うことに幸せを見い出せますように!

今の彼氏にすぐ浮気を疑われる

◆case2:明美さん(31歳・営業)

「社会人1年目に、仕事で知り合った30代半ばの既婚男性と付き合い始め、彼と別れた後も3人の既婚者と交際しました。
仕事も忙しかったので、学生の頃のような“毎日一緒”というベタベタがなくて、距離感がちょうどいいなぁって。学生から社会人という環境の変化も大きくて、何かとアドバイスをしてくれる彼らに魅力を感じました。
アラサーになり、友達がバタバタ結婚し始めた頃、なんとなくもう不倫はいいかなと思うように。次に付き合ったのが、もともと友達だった今の彼です。不倫のことも話していたので、隠し事をする必要もなくてありがたいと思っていたのですが…過去のことがすごく気になるみたいなんです。
彼に言わずに飲み会に行ったことがわかると、『誰と飲んでたの?』と暗に浮気を疑うような聞き方をされたり。要は信用されてないんでしょうね」

赤裸々に話すデメリットもあると…。「過去は消えないですからね」と話す明美さん、今後彼とどう向き合っていくべきか悩み中とのこと。でも、過去を知った上で信頼関係ができれば、最強かもしれませんね。

“支払いはすべて彼”の金銭感覚

◆case3:麻紀さん(28歳・出版)

「26歳年上の男性とお付き合いしていました。バブル経験者で子どもは1人。奥さんと共働きで、自由になるお金は多かったようです。
おいしいお店をたくさん知っていて、『和食がいい』って希望を出すとおすすめのところを予約してくれるし、ホテルでも支払いはすべて彼。自分のお金を使うことは、まずなかったんです。
今の彼は1つ年下の未婚男性で、支払いはだいたい割り勘。それが当たり前だと今は思うのですが、最初は店探しもネット頼みで、落差を感じてしまいました」

最後に「私も引きずられてバブル感覚だったんだと思う」とコメントしてくれた麻紀さん。非日常が日常になってしまう怖さを、身を持って知ったようです。今後はきっと大丈夫ですね!

昼デートに違和感

◆case4:ゆかりさん(30歳・金融)

「不倫してた頃のデートは、平日の夜に飲んでホテルに行き、深夜か早朝に別れるのが普通でした。もちろんクリスマスや年末年始、彼の誕生日は一緒に過ごせないのが当たり前。
だから今の彼と付き合い始めた頃は、昼から会うのに抵抗が…。一般的なデートがどんなものか、忘れてしまっていたんですね。お酒を飲むでもなく、エッチするでもなく、どうやって間を持たせたらいいのかすごく不安でした」

“普通がわからなくなってしまう”というのはよく耳にしますが、昼デートも…。今は「コトに急ぐのではなく、同じ時間をじっくり共有する良さを、ようやく感じられるようになりました」とのこと。彼と絆を深められるよう祈っています!


今回は前向きに気持ちを切り替え、不倫から脱しようとする方の声を中心に紹介しました。が、結婚の約束までした後、また別の既婚男性と付き合っているという女性もいました。中には相手の家族にバレて慰謝料請求のごたごたにまで発展した人も…。

不倫に足を踏み入れそうになったときは、今回ご紹介した女性たちの声を思い出し、「本当にこれでいいのか?」自分に冷静に問いかけるきっかけにしていただければと思います。

(※2015年1月24日 9:00 公開記事)

ライタープロフィール

橘 いつき
出版社・Web制作会社勤務を経て、現在はWebメディアで執筆・運用業務を行うフリーランス。好きなモノ・コトは、猫、お酒、読書。
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