この春から妊活に専念するために休業することになった、お笑いトリオ・森三中の大島美幸さん。彼女は交際0日で鈴木おさむさんと結婚したことでも話題になりましたね。
さかのぼること12年前、鈴木さんは、大島さんとの結婚直前までモデルと付き合っていたそうです。が、大島さんとの結婚を決めてからは、すぐに彼女(=モデル)に別れを告げたとか。
男性の結婚の“決め手”って?
その一見オモシロな結婚の“決め手”となったのは、鈴木さんは、それ以前はどんな美女が泊まりに来ても、時間になったら「お帰りください」と言いたくなったのに、大島さんだけは、ずっと同じ部屋にいても全く邪魔だと思わなかったことなのだそう。
つまり、鈴木さんが大島さんを結婚相手として選んだポイントは、彼女が鈴木さんにとって居心地が良く、良い意味で「空気のような存在」と思えることだったのでしょう。
“決め手”となるポイントに合致すれば選ばれる…ということは、どんな女性でも相手の“決め手”に当てはまっていれば、即結婚できるということなのかもしれません。
当たり前のことですが、この“決め手”は、あくまで人によって違うものなので、見極めるのはとっても難しそうですよね。
でも、都内で働く30代の男性たちに話を聞いてみたところ、そこにはある共通点があることがわかりました。
“決め手”の共通点は?
婚約中の彼女と同棲しているMさん(33歳)いわく、
「2人の間に結婚を意識しなくても、結婚して当り前という感じの空気が流れています。それは付き合い始めた頃から同じで、結構最初の段階から、来年の話とかも普通にしていました」
結婚2年目のOさん(37歳)は、
「話してる時はもちろんだけど、一緒にいる時の沈黙が心地良かった」
とのこと。
こんなふうに初めから、一緒にいるのが当然という感覚があったり、お互いに気を遣わなくても楽しいと感じられたりしたら、自分はこの人と結婚するんだろうなと自然に思えるのかも。
年を取っても愛せるか
「親が入院した時、まだ婚約もしてなかったカミさんが親身になって心配してくれる姿を見て、将来、年を取った自分の面倒をみてくれそうだなと思った。そして、相手が病気をしたら、自分が面倒をみたいなとも」
という結婚3年目のTさん(34歳)のように、年を取った相手の姿を想像し、それでも愛せる自信があるかどうかも、大事な“決め手”の一つと言えそうです。
他には「パートナー、運命共同体だと思えた」という意見も。
結婚7年目のSさん(36歳)は、
「元カノとは、お互いに調子の良い時にしか会いたくなかったけど、奥さんは、自分がへこんでる時に会ったら元気になれたし、相手が落ちてる時に会ったら励ましたいと思った。別々の人間だけど、2人で一つのような感じもする」
居心地の良さ、年を重ねても愛せるか、2人で一つ…うーん、どれもイメージは湧くけれど、想像以上に抽象的でふわっとしたものばかり…。
相手の“決め手”を見極めるには?
でも、相手の年収とか外見とか学歴とか、いわゆる理想を取っ払って最終的に“決め手”となるのが、実はそういう、どこまでも感覚的な部分というのは、なんとなく理解できる気がしませんか?
この“決め手”を知るためには、普段からいろいろな男性をよく観察して、人生において何を大切にしているのか、どんな時間を心地良いと思っているのかを把握することが大事なのかもしれません。
だって相手は「沈黙が心地良い」と思っているのに、自分は「沈黙は不安」なら、たぶん結婚しても、お互いに落ち着かないでしょうから。
結局、相手にとって“決め手”となるものは、自分が意識してやっていることではなく、自然な状態でしていることの中にあるってことなんでしょうね。そして、そのほうが自分自身も楽だし、結婚しても長続きできるんだろうな。
今や芸能界きってのおしどり夫婦と言われる鈴木さん・大島さんご夫婦みたいに。
(文=Kawauso)