みなさん、仕事は好きですか?
オンとオフはきっちり分ける派ですか?好きなことを仕事にしてとことん追求する派ですか?それとも、仕事が好きすぎてオフがないタイプですか?
職場にいるだけでなんとなくチヤホヤされていた10代20代頃と比べたら、だんだん仕事の内容もハードになってくるし、もはや引き返せないところまで来た感だってある…。
もう生き残るだけでも必死です!…なんて声も聞こえてきそう。そんな第二の思春期を迎えた“R30=オトナ女子”の恋愛事情を探ってみました。
【R30=オトナ女子の恋愛事情 第4回】
~接待続きで水商売のような生活に疑問~Y奈(32歳・IT系社長)
「私、高校を卒業してからずっとフリーターでした。当時の彼氏がIT系だったこともあって、興味本位で彼氏の働いている会社でバイトさせてもらったのが今の業界に入ったきっかけです。軽い気持ちで始めたのに案外才能があったみたいで、どんどん売上が伸びちゃって…。思いきって彼氏と一緒に起業したところまではよかったのですが…毎日のように営業に行くはめになって。営業といっても昼間にオフィスで打ち合わせることなんてほとんどなくて、だいたい、夜の“飲み営業”なんですよね …。それに忙しくてほとんど恋人らしい時間も共有できてないし…いったい、私は彼の何になっちゃったのでしょうか?」
彼氏の趣味や仕事にたまたま興味を持ったら、実は自分のほうが適性や才能があって余裕で追い抜いてしまったなんて経験、なかなかできないと思います…Y奈が、彼氏との関係性に意味を見い出せなくなっているのはなぜでしょう?
●女が仕事で結婚を逃す理由4選
・交友関係が広く、彼を不安にさせる
必然的に社交性が求められる職種ですから、女性側は、それくらいは大目に見てほしいと思います。が、“女は内に”という覆せない無意識の感情が出てきてしまうのが男性というものなのかもしれません。不安をコントロールできる、もしくは、本当にあなたに理解のある人じゃないと、これは結構言われるかもしれませんね。
・ズバズバ言いすぎる
要求通りのレスポンスがないと、彼に対しても、「なんで?どうして?それでいいの?」なんて、ついつい仕事で指示を出すようなノリで 口調が厳しくなっているのでは?疑問や意見があったとしても、黙っていたほうがいいときだってあります。
・本心を見せない
うわべではすごく愛想がよかったり、優しい言葉をかけたりしてくれるのに、どこか真意がつかめない…なんて感じに映ってしまうのかも。結果的に、自分に都合に合う策を練っていたりするんじゃないかと警戒が解けないこともあります。
・結婚自体がキャリアステップの1つになっている
相手と時間を共有すること自体には興味がなく、結婚や交際を、自分のステータスを向上させるための手段にしているようなイメージがあります。男性側からは、結婚するとメリットがあるから俺を選んだ?というふうに見えてしまうのかも。
Y奈の場合は、おそらく偶然の産物とはいえ、本来持っていた適性を存分に発揮できる仕事に出会うことができたわけですね。しかし、彼女自身は仕事に対して実はそれほど情熱があるわけではなさそう。どっちかといえば、彼と一体化したい!と思う気持ちのほうが強いようです。
●「ひとこと処方箋」
恋人同士とはいえ利害関係が発生する場合は、そのパワーバランスをシビアに計算すること!金の切れ目が縁の切れ目です。
結婚・妊娠・出産など、女性として実にさまざまなターニングポイントを生きる“オトナ女子”のワークライフバランス事情、気になりますね!
(文=静野美穂)
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