アベノミクスによる経済効果によって徐々に不況から抜け出しているとかいないとか。それは実際に給料がアップしてみないと実感できないですよね。でも、世の中が不況だろうが好景気だろうが、忙しい人は忙しいもの。
多忙男子たちって、どうやって恋愛時間を捻出しているんでしょう。
・「彼女には悪いと思うけど、仕事だから仕方ない。そのぶん空いてる時間を使って、メールとか電話しています。」(27歳:編集者)
・「休日は回復に当ててるので、ほとんどデートもしないですね。月に1度、顔を合わせればいい方かな。デートは楽しいけど疲れるので、暇になるまでは苦行ですよ。」(31歳:会社員)
・「彼女はフリーターだから、わりと時間が自由になるんですよね。だから、僕の仕事終わりに合わせて、部屋に来てもらったりしてますね。」(26歳:金融業)
いろいろ聞いてみると、こんな「仕事だから仕方ない派」と「空いた時間を効率よく使う派」に大別されるみたいです。
男子の脳って、女子の脳とは違って複数の物事を器用に同時進行させるのがとても苦手なんですよね。左右の脳の連携があまり取れないから、ひとつのことに集中していると、他のことがおざなりになる。
「仕事だから仕方ない」というタイプは、典型的な男脳の持ち主と言えるでしょう。そこに集中しているので、彼女のことまで気が回らないんですね。こういう彼氏の場合は、「仕事が終わったら、おわびにどこか連れて行こう」などと考えやすいもの。それだけに、忙しいところに「かまってかまって」とアピールされると、「かまうために、今こうやって頑張ってんだろ!」と反発しやすくなりそうです。
寂しいからって、彼氏のキャパシティを超えた要求は疎まれやすいでしょう。多忙な状態が過ぎ去るのを見守ってあげたり、恩着せがましくならないように身の回りの世話をするというのがいいのかもしれませんね。あまりにも追い詰めていると、そのせいで残りの気力が奪われて「もう恋なんてしたくない」という気持ちにさせてしまう危険性があるかも。
上手くあなたのために時間をつくってもらうには、彼氏の仕事以外の部分をフォローして、余裕を持たせるというのが良さそうです。疲れすぎていてデートも辛いというなら、そばに行ってゴロゴロしてるだけというのはどうでしょう。
一方、「空いた時間を効率よく使う」というタイプは、脳が女脳に近い男子なのかもしれません。仕事とプライベートの切り替えができ、彼女と過ごすことが負担やストレスになるどころか癒しになりやすいでしょう。忙しくても、上手く時間を捻出してくれるはず。ただ、それでも彼女からしてみれば、まだ足りないということにはなるかもしれません。
そこでヒントになるのが、さきほど出てきた「お部屋デート」。
つまり彼氏の生活時間に合わせ、無駄をなくすということですね。会社帰りに待ち合わせて、一緒に帰宅するというのもいいかも。
いずれにしても多忙男子は本人的にはいっぱいいっぱい。女子の目線で時間に余裕がありそうだからって、追い詰めてもいいことはなさそうですよ。
(文=総合占術研究家 橘のえる)
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