恋の成就はうれしいもの、恋人との日々は幸せなもの。と、そうであればベストですし、そうあってほしいと思うのですが、現実はいつもベストとは限らないですよね。それでもベターであればまだしも、なぜか恋の成就がバッドな結果をもたらしているようなしか見えない場合も少なくありません。
身近な女性の中で、どうも恋愛が不幸を引き寄せてしまっているパターンのトップ3をご紹介しましょう。
■付き合う男子がことごとくDV男なHさん(26歳/美容師)
Hさんは、高校を卒業する頃に同級生の不良くんとラブラブに。その彼とは交際、破局、交際、破局、結婚と進展していきますが、結局は離婚することに。しかも破局の理由はいつも「彼の暴力」。
その前に付き合っていた男子も、そして現在交際中の男子もDVをするそうで。「殴らない男と付き合えば?」と言うと、「好きになった人がたまたま殴るだけ」という答えが返ってきます。
思えば、Hさんは母性的すぎるところがあって、ダメ男に寛容なんですよね。「だけど、彼は優しいところがあるし、絶対浮気とかしないの」というセリフ、何度も聞かされました…。
■オレ様彼氏に心を折られているUさん(21歳/アルバイト)
小学生のときにいじめられた経験を持っているUさんは、自己評価がめちゃくちゃ低いタイプ。普通体型にしか見えないのに「太ってるから」と言うし、「私なんか…」が口グセです。男らしい人が好きで、そういう男子を選んで付き合っているはずなのに、交際してしばらくすると心が折れて自ら別れを選択しがちです。
細身の彼のときには「おれのオンナなら、もっと痩せろ」と毎日のように言われ続けていたそうです。
引っ張ってくれるからって、自己中心的な男子を選びすぎなのでは…。
■自称恋多きサバサバ女のMさん(33歳/会社員)
Mさんは高校生の頃に知り合った5つ年上の男性と結婚。その人が初めての相手でしたが、27歳で離婚し、現在まで自由に恋を楽しんでいます。恋愛経験が少なかったせいか、バツイチになってからはとても積極的に出会いを求めるようになりました。
ただし、交際期間がとても短くて、長くて半年、平均すれば3ヶ月といったところ。たいがい男子の方から連絡が来なくなって、自然消滅してしまうそうです。
「なんでそんな相手と付き合うの?」と聞くと「だって、好きだって言ってくるから。試しに付き合ってるだけだよ」だそうで。なんとなく、いいようにやり逃げされてる感がひしひしと伝わってくるのですが。
3人に共通しているのは、恋を成就するために心の目を片方つむっているところだと思うのです。好条件だけ見て、悪条件のほうは見ないようにしているのではないでしょうか。
でも、不幸って見えないところから忍び寄ってくるものなんですよね?
事前に相談してくれたら、「その男はやめろ」って言えるのですが。言ったところで聞かないでしょうけどね…。
不幸な恋愛ばかりしている女子って、ある意味、喜んで自らその状況に身を投じているように見えるから、本当に不思議です。
(文=総合占術研究家 橘のえる)
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