幼なじみとの恋。これって昔から現代に至るまで、少女漫画の伝統的なテーマですよね。
最近だと「僕の初恋をキミに捧ぐ」が実写映画になったりしました。少年漫画などにも、そういう要素が含まれるものは少なくありません。
世間を見てみれば、プロゴルファーの石川遼選手が幼なじみと結婚したり、EXILEのAKIRAが幼なじみの長澤まさみと交際したり(今は伊勢谷友介ですが…)、一応リアルでもあり得る話と言えそうです。おっと、11年間もの幼なじみとの交際にピリオドを打った、市川隼人という例もありますね。
それにしても、やはりレアケースだからこそ、「幼なじみ交際」や「幼なじみ婚」が話題になるということではないでしょうか。
周りの男子たちにアンケートを採ったところ、「幼なじみには女を感じない」「好意はあるけど、恋愛感情じゃない」といった答えばかりが集まりました。どうも家族と同じように感じてしまうみたいです。
それではと、「女友達」「妹的・アネゴ的存在」「セフレ」は恋愛対象となるのか、追加で尋ねてみると…。
■女友達
「きっかけがあれば好きになる」(23歳/会社員)
「あまり仲良くない段階なら恋愛になる場合もある。親密すぎると、その気にならない」(31歳/建設業)
■妹的・アネゴ的存在
「妹っぽいのは恋愛対象になるけど、アネゴはならない」(23歳/接客業)
「アネゴ肌は憧れの対象。妹的な子はかわいがる対象として魅力的」(27歳/会社員)
■セフレ
「最初から割り切ってるから、恋愛対象外。相手はどうだか知らんが」(32歳/写真家)
「よほど気が合えば恋愛になるかも。でも、基本的にはならない」(37歳/経営者)
「まずセフレになる女の子を俺に紹介してから質問しろよ!」(31歳/イラストレーター)
代表的な意見はだいたいこのようなものでしたが、ここからある傾向が見えてきます。
自分と対等以上の女子(幼なじみ、女友達、アネゴ)に関しては、好意的ではあるけど恋愛になりにくい。
対等未満の女子(妹的存在、親密度の低い女友達)であれば、恋愛対象となりやすい。
セフレというのは、ある意味対等未満(というか一番下?)の存在かもしれませんが、これはちょっと特殊な例ですね。お互いにセフレ認定した時点で、恋愛対象ではなくなるのが一般的みたいですから。
いずれにしても、どんな立場でも恋愛に発展するのは、きっかけ次第とも言えそうですが、対等未満の女子のほうが有利なのは、要するに男子をほめたり、敬意を表したりするからじゃないでしょうか。心理学用語で言うところの「自己是認欲求(自尊心を高めたい、自分をプラスに評価したい気持ち)」を満たされるからこそ、好きになりやすいのかも。
あなたがもし身近な男子を好きなのに、なかなか上手く行かないようなら、とにかく「ほめてほめてほめまくる」と、立場が良いものに変わっていくかもしれませんね。
(文=総合占術研究家 橘のえる)
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