側にいるだけでパワーを分けてもらえる、心が安らぐ、話しているだけで楽しい気分になってくる…取り立てて美人ではなくても、そんな不思議な魅力を持つ女子がモテるのは当たり前。「ああいう性格って得だよなー」とうらやむことはあっても、同性から見てもやはりそういう子は魅力的だし、大切にしたい友達のひとりだったりしますよね。
今回は、男性が「コイツと一緒にいたい!」と思うような女子像を探っていきます。
■話し上手・聞き上手
「話が面白いのはもちろんのこと、話すのと聞くのがバランスよくできる人との会話は、つい時間を忘れてしまう。」(28歳・塾講師)
■一緒にいて疲れない
「いつも自然体でいる人なら、自分も飾らずにいられそう。相手が変にテンション高かったり緊張していると、逃げ出したくなる。」(25歳・建築)
■包容力がある
「落ち込んでいるとき、変になぐさめられたり、的確なアドバイスをされるよりも『そんなこともあるよー』とか『あなたなら大丈夫』とか、自信を取り戻してくれる一言にグッとくる。そんな人を大切にしたいなと」(30歳・営業)
■いつも楽しそう
「どんな小さなことでも幸せを見出したり、生活そのものを楽しんでいる人と一緒にいたら、幸せな気持ちになれるだろうな」(28歳・webデザイナー)
などなど、全体的に前向きで健康的なイメージの女性の姿が浮かび上がってきました。
ところで、男性も年齢によって求める女性像がだんだんと変化していくんだそうです。
20代後半~30代に入ると、見た目より中身を重視する傾向が強くなってくるようですね。女の子に甘えられるのはもちろんうれしいんだけど、相手に精神的な自立を求めるようになるんだそうです。
「仕事が忙しく、彼女をしばらくほったらかしにしてしまって…久しぶりのデートの日、『大変だったね、大丈夫?』とねぎらいの言葉の後に、『今日はどんな埋め合わせしてくれるかなー?』なんてイタズラっぽく言われ、思わずキュンとしてしまった。彼女の大好きなイタリアンをごちそうし、ちょっとしたアクセサリーをプレゼントしました」(34歳・SE)
なんて素敵なカップルなのー。もう、ごちそうさま!
確かに30代は仕事が忙しくなり、責任も大きくなってくる年代。時には自分も甘えたり、仕事のつらさや忙しさを理解・共感してくれる相手に心を開きたくなるんでしょうね。
そして40代が近づいてくると、「一緒にいて楽しい」の基準が大きく変わってくるらしいですよ。
さまざまな人生経験を積んで磨きぬかれた男たちは、人の中身を見極める目が養われています。それゆえ、いわゆる美人ではなくても頭の回転が速く、話していて面白い女性には俄然興味を示すのもこの年代なんだとか。
「友人が主催する食事会に、ちょっと気になっていた女性も来るというので、二つ返事で行きました。彼女に何か話しかけたくて、『最近どう? 忙しいの?』とあいさつしたら『忙しいフリするのに忙しくって(笑)』とさらっと言われ…打てば響く、というか、ユーモアがあって頭のいい子だなぁとさらに好感度アップしました」(38歳・営業)
「ちょっとマニアックな映画や音楽の話をしても知っていて、しかも話してるとちょうどいい間で突っ込んでくれたりする女性と話すと、気持ちいいし楽しい」(40歳・自営業)
男性に「ずっと一緒にいたい」と思わせる女になるには、会話力、心の余裕、そしてユーモアが必要になるようですね。
今ある若さや魅力も大切だけど、若い時分からこれらを磨く努力をしておけば、アラサー・アラフォー、いやそれすらも越えて本物の大人の女になるまで、大切にされる存在になれるかも!
ぜひ今後の目標のひとつに、“ユーモアを磨く”の一文を加えてみてはいかがでしょうか?
(文=石村佐和子)
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