ドラマ『Dr.倫太郎』(日本テレビ系)で売れっ子芸者を演じる蒼井優さん。二つの人格を持つという難しい役どころをみごとに演じ分け、話題になりました。
プライベートでは熱愛報道で誌面を騒がせることも多い彼女は“魔性の女”“猫っぽい”キャラと評される場合も。
…ってことは、猫の行動にはモテのヒントが隠れているのかも!?
そこで9匹の猫と暮らす筆者が、猫の愛されポイントとともに、女性の“猫っぽいしぐさ”にやられた男性のエピソードをご紹介します。
猫しぐさ1「甘え上手なツンデレ」
多くの飼い主が猫の魅力として挙げるのがこれ、ツンデレです。
普段は呼んでも来やしないのに、甘えたくなると「かまって!」とばかりにゴロゴロ喉を鳴らしながらすり寄ってくる。このテクの戦闘力の高さは言わずもがな、ではないでしょうか。
◆「普段はクールなのに、飲んだ帰りの電車で肩に頭を乗せてくる彼女にキュンとしてしまった」(41歳・製造業)
◆「人前では手をつなぐのすら嫌がるのに、夜、寝るときはピタッとくっついてくる。自分だけに?と思うとたまらない。ただし夏は暑いからダメらしい」(37歳・SE)
蒼井さんもツンデレで、甘え上手だけど肝心なところでは拒否するため、男性はみんな翻弄されてしまうのだとか。
真似できるものならしてみたい…。
猫しぐさ2「つかみどころがない」
窓の外を眺めたり、洗濯機の排水口を見つめていたり…理解を超える行動を取るのが猫。哲学的な雰囲気すら漂わせている彼らが、実際のところ何を考えているのかは不明です。
わからないから知りたくなる。この心理は人も同じと言えるでしょう。
◆「いい感じでデートしたのに、その後パタッと連絡が途切れると、何かしくじった?とやきもきする」(31歳・広告)
◆「たまに深刻そうな顔をするから“どうしたの?”と聞くと“別に何も”って。わからない…」(37歳・SE)
計算しすぎて不自然になるのはNGですが、これは少しならできそう?
LINEの返信を遅らせたり、本心を開けっ広げにしないで小出しにしたりする女性に、男性たちはハマってしまうようです。
猫しぐさ3「究極のマイペース」
猫は、犬と違って1~2日程度ならお留守番ができる動物。ある程度放っておいてもひとり(一匹)で過ごせます。
そういうマイペースなところが男性には意外と好評!
◆「デートに誘うと“その日は映画を観るつもりなの。一緒に行く?”と、いつの間にか主導権を握られていることが多い。何でもこっち任せだと疲れるし、そういう気ままなところは嫌いじゃない」(35歳・金融)
猫は単独行動する動物なので、基本的にはひとりでOK。群れることで自分を強く見せたりもしないから、凛とした大人の余裕がにじみ出るのかもしれません。
猫しぐさ4「反応が素直!」
早朝でもかまわず「ご飯ちょうだい」と飼い主を起こす猫の話をよく耳にします。猫が好物を食べているときの姿は、とにかく“夢中”の一言。ここでも猫に学ぶべき点がありそうです。
◆「彼女の好物である牡蠣の店に行ったときのこと。普段はあまり感情を表に出さないのに、生牡蠣の盛り合わせが運ばれてきた途端、目がキラキラし始めた」(30歳・サービス業)
“おいしそうに食べる女性は愛おしい”と支持する男性は少なくありません。好きなものはとびっきりの笑顔で味わうのが◎ですね!そういう素直な反応こそ、間違いのない“かわいい”なのかも。
猫しぐさ5「意外に気配り上手」
人がケンカしていると両者の間に割って入ってきたり、落ち込んでいるときにそっと近くにすり寄ってきたり…勝手気ままのように見えて、実は空気を読むのが上手な猫たち。恋愛関係を持続させるにはとっても大事な要素です。
最後に、こんなハートフルエピソードをお届け。
◆「仕事が忙しく、ぐったりして深夜に帰宅したら、同棲中の彼女は一言二言話しただけで、すっと自分の部屋に入ってしまった。冷たいな…と思ったのですが、翌朝“よかったら会社で夜食にしなよ”と、おにぎりを渡してくれて。うれしかった」(38歳・コピーライター)
忙しいとコンビニに行くのすら面倒だし、片手でサクッと食べられるおにぎりはありがたいですよね。
「疲れてる?大丈夫?」と、聞かなくてもわかるような質問をするのではなく、適度に放置しつつ手を差し伸べる…難しいけど、ぜひとも実践したいところです。
こうしてみると、猫ってすごく人間に近い部分がありますよね。飼い主との間に主従関係がないというのもよく聞きます。いわく、犬は飼い主のことを“ご主人様”と認識するのに対し、猫は“ただのでっかい猫”だと思っているとか…。
そういうフラットな目線こそ、人を惹きつけてやまない猫の魅力の源泉なのかも?
“私は私”と自分をきちんと持ちつつ、必要なときには気配りができる、そんな猫系キャラの女性をめざしたいものですね!
(※2015年6月3日 11:45 公開記事)