誰にでも「好きなタイプ」はあるはず。そしてそれは、年とともに変化しているのでは?
歴代の彼氏を思い出しては「何であの人を好きになったんだろう」なんて思ったり。
女性の場合、内面の成長に合わせ、男性に求めるものも変わっていくのは当たり前のこと。それって、いかにも「女性らしい感覚」でもあるようです。
年代別に、女性が好きになりやすいタイプを分析してみました!
第二次性徴期前後
小学生の頃、足の速い男子がダントツ人気で、クラスの半数の女子がその子のことを好き…なんて現象もあったのでは?
他にも、面白いことを言ってみんなを笑わせるなど、目立つ子がモテるのがこの世代の特徴。
これって「身体能力の高さ」「自己アピールの上手さ」に、より強い遺伝子を持つオスとしての能力を嗅ぎ取っているのかも。
うーん、なんというか本能的!
まだ年端もいかないこの世代だからこそ、女子は野性的な感覚で恋を覚えるのかもしれません。
思春期まっただ中
中学生くらいになると、運動神経はもちろん、イケメンだとか頭がいいとかリーダーシップがあるなど、何らかの突出した才能・目立つ人に注目が集まります。
また、ちょっと悪ぶった不良っぽいタイプに惹かれる女子も多いよう。
これは、小学生時代の『優秀な遺伝子選び』が少しずつ洗練され、身体能力だけでなく、さらに強い個性・主張に“頼りがい”や“男らしさ”を感じるようになるからではないでしょうか。
やや落ち着いて来る十代後半
高校生~20歳前後になると、それぞれ好みが出てきて、好きなタイプが細分化されます。
もちろん、イケメンがモテるのには変わりがないのですが、性格やフィーリングが重要視されるように。
「バイト先の男子と話しているうちに意気投合して」など、それなりにコミュニケーションがあった上で恋に落ちる…といったケースが多く見られます。
心身の成長にしたがい、ローティーンの頃の『強い遺伝子を!』という野性的な感覚よりも、『良好な人間関係を築きたい』 という文化的な欲求に重きを置くようになり、『性格や相性も大事』だと思い始めるんですね。
大人になると価値観に変化が
社会に飛び出すと多くの人と出会い、これまでにはなかった経験をたくさんすることになります。
こうした環境にもまれ、自らが成長していく中で、仕事がデキる人への純粋な憧れや尊敬の気持ちが恋へと発展する場合も。過去に好きになった男性が急に子どもっぽく見えた、なんて経験をするのもこの頃ですね。
そう、この時点ではまだまだ将来への不安や打算はなく、ピュアな憧れから恋が始まるのです。
「好き」だけじゃダメになる?
数々の社会経験を積み、自らもスキルアップしてくると、年齢もいい感じに結婚適齢期。そろそろ将来のことを考えて、男性にはある程度の“条件”を求めるようになってきます。
例えば「職業」や「年収」など。
そこまで露骨ではなくとも
「金銭感覚が大きくズレていないか」
「安定した生活が送れそうか」
「父親に向いているか」
あたりは、「好きかどうか」と同じくらい大切…と思うように。
一見、打算的でステイタス重視に感じられるかもしれませんが、突き詰めれば「安定」を求める女性の本能なんですよね。
また、いろいろな手痛い経験をもとに
「顔が良くてもこういう男はダメ」
といった“パートナーの選定基準”が絞られていき、好みのタイプが現実的かつ具体的になるのが、この年代なのです。
男性の好みも年齢で変わる!
さて、女性が年齢によって好みをコロコロ変えていく一方で、男性の好みは“外見”が大きな割合を占めるため、大きく変わることはないと言われていました。
ところが、実はこれってせいぜい30代前半くらいまでの話で、それ以降は男性も好きなタイプが徐々に変わっていくんですって!
もちろん、美女ならなお良い!という気持ちはあるようですが、それよりも
・ 一緒にいて癒されるか
・ 家庭的かどうか
に、だんだんと注目が集まるそうです。
さらに40代になると、刺激より安定を求めるようになるんだとか。
といっても、身の周りのことは一通り自分でできるようになっているためか、家庭的かどうかよりも
・ 一緒にいて楽しい人、安らげる人
・ 上品で落ち着いている人
のように、内面が最重要視されるとのこと。
お相手選びは慎重に、後悔のないようにしたいもの。ですが、選ばれるための努力も欠かせないようです。
既にパートナーがいる人も、彼の変わりゆくニーズに合わせて自らもバージョンアップしていく必要があるのかもしれません。
(※2015年05月15日 10:15 公開記事)