2月のバレンタインデー、3月のホワイトデー、4月のオレンジデーと3ヶ月続いた、「14日」の恋人たちの記念日(3つ目はだいぶマイナーだけど)。
さすがにネタ切れなのか…今月はありませんが、お隣の国・韓国では、5月14日もやっぱり記念日です。
しかもカップル向けとソロ向けの2種類あります。その名も「ローズデー」と「イエローデー」。
恋人がいる人はローズデー
こちらはカップルが、愛の象徴としてバラの花を贈り合う日とされています。
バラの花言葉は、赤は「愛情」や「情熱」、ピンクは「愛を持つ」、白は「私はあなたにふさわしい」、蕾は「愛の告白」。まさに恋人たちにぴったり!ロマンチックなイベントですね!
独り身の人はイエローデー
一方のイエローデーは、ブラックデー(4月14日)を過ぎても恋人ができなかった人が、 黄色い服を着てカレーを食べる日。
ブラックデーは、ソロの男女が黒い服を着て集まり、黒いジャージャー麺を食べたり、ブラックコーヒーを飲んだりする日なのですが。この記念日を経てもお相手が見つからなかった人は、今日、黄色まみれになって、さらなる屈辱を味わわなくてはならないという…。
しかも、「カレーを食べないと恋人ができない」と言われているそうなので、かなりプレッシャー。
なんとかイエローデーまでに…と頑張って恋人を作った人も多いかもしれませんね。
韓国のカレーと日本のカレー
ところで、日本でカレーというと、茶色い濃厚なルーがかかったものをイメージしますが、韓国のカレールーは黄色くて水気が多め。味も薄めです。
付け合わせは、日本では福神漬けやラッキョウが定番だけど、韓国ではキムチが出てきます。
このカレーの色を見ればイエローデーという言葉にも納得。もし韓国でもカレー=茶色だったら、5月14日はブラウンデーになっていたかも?
カレーには媚薬効果がある?
カレールーには様々なスパイスが入っていますが、実は媚薬効果のあるものが多いそうです。
例えば、四大香辛料の一つナツメグは、昔から「夫婦愛をつなぐ」と言われてきました。
また、あの食欲をそそる香りの源であるフェヌグリークは、女性ホルモンアップに効果があるとか。絶世の美女クレオパトラはこのスパイスを愛用していたと言います。
カルダモンやクミン、コリアンダーなどにも媚薬効果があるという説も。
そんなスパイスを混ぜ合わせて作ったカレーを食べれば、誰でもムラムラして恋がしたくなっちゃうかも?
恋人がいない人はカレーを食べろって言い出した人、なかなかやるな!って感じですね。
韓国には毎月、恋人の記念日が!
5月のローズデー&イエローデーのみならず、韓国には1~12月まで、毎月「14日」の恋人たちの記念日があります。
6月14日はカップルたちがキスをする「キスデー」、7月14日は銀製品を贈り合う「シルバーデー」という感じで…。
そのうえ、付き合い始めて100日記念、200日記念の日なども祝うので、相当忙しいはず。携帯電話には、これらの記念日を知らせてくれる機能もついているとか。
ラブラブの間はこういったイベントも楽しいでしょうけれど、だんだん面倒になっていきそうな気もします。マンネリ防止にはいいのでしょうか?
とりあえず、これだけ記念日が多いと、来日した韓国人は「日本人はずいぶんあっさりしてるな」と感じるかもしれませんね。
日本も恋人の記念日は多い?
ちなみに日本では、昨日5月13日は、バレンタインから88日目の「メイ・ストーム デー」でした。
「八十八夜の別れ霜」という言葉にちなんで、別れ話を切り出すのによい日だったとか。これを乗り越えれば、6月12日には「恋人の日」が待っています。
そういえば5月1日は「恋が始まる日」、5月9日は「告白の日」。そして、告白の日は1年に7回ぐらいあると言われています。
…と書き出してみると、日本も意外と恋人たちの記念日、多いですね!
せっかくなのでこれらを、恋の発展に目いっぱい活用してみてはいかがでしょうか?