愛着という言葉、よく使いますよね?
愛着がある、愛着がわく、愛着を深めるなど、愛着とは、いつもそばにあるもの、慣れ親しんでいるものに対して、さらに愛おしさを感じたり離れがたくなったりする様子を表すワードです。
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とても、良い印象を与える言葉だと思いませんか?
今回は、恋愛中のデートには欠かせない「愛着行動」について、ご紹介します。
愛着行動とは?
愛着行動とはその名の通り、行動を起こすことで、さらに愛着がわいたり深まったりすることです。
たとえばペットを飼おうと思い、小さな猫を家につれて来たとします。
子猫は、初めて見る飼い主や新しい家に対して、緊張や怖さからブルブル震えたり、大きな鳴き声をあげたりするでしょう。抱っこしようとしても、引っかかれてしまい、思うようにいきません。
それでも、怖がらせないように笑顔を向け、なでてあげたり、やさしく声をかけたりしながら、毎日過ごしていくうちに、次第に安心して、抱っこもほおずりもさせてくれるようになります。
これは一種の愛着行動。やさしく接することで、子猫は「この人は危害を加えるわけではないんだ」と感じ、飼い主のほうもさらに愛着が深まっていきますよね。
人間の赤ちゃんも、産まれてすぐは「おぎゃあおぎゃあ」と泣くだけですが、ニコニコ笑えばママが喜んで声をかけてくれるし、抱っこもしてくれるということを徐々に覚えていくでしょう。
愛着行動の3つのポイントは、「笑顔」「視線」「スキンシップ」これが基本です。心理学的には「smail」「sight」「skinship」の頭文字をとり、「3S」とも呼ばれています。
笑顔は基本中の基本
笑顔は、愛着行動の基本中の基本といえます。まずは笑顔にならないと、視線を送っても怖いだけだし、スキンシップにはいたらないですよね。
笑顔でいるだけでも周りの人は安心感を覚え、警戒心や緊張感を取り去ってくれます。また、自分自身もうれしい気持ちになったり、楽しい気持ちになったりするので、最初は表面だけの笑顔だとしても、次第に心からの笑顔に変わっていきます。
笑顔にもいろいろなパターンがありますが、恋人と一緒にいる時の幸せな気持ちから湧き出る笑顔は最高で、相手にもしっかりと好意を伝えられるでしょう。
効果抜群の熱い視線
笑顔の次に大切なのは視線です。
人は相手に興味を持っているから視線を送るもの。なかには悪い意味で関心を持ち、視線を向ける人もいますが、好きだから見つめるのと、不快な気持ちで見つめるのでは、視線にも大きな違いがあります。
好意を持って視線を向けると、不思議と相手にもそのことが伝わるのです。恋をしている様子を、熱い視線を注ぐ…などと表現しますが、実際に熱くなるわけではないでしょう。でも、感覚的に理解はできますよね。
大好きな彼に向けた視線であれば、さらに想いが重なり熱くなるので、気持ちが伝わるのかもしれません。
デートの時には、彼に向かって視線を送りながら、最高の笑顔を見せてください。それだけで彼はドキッとしちゃうかも。
スキンシップは段階を踏んで
笑顔と視線の大切さがわかったら、続いてスキンシップに移ります。
スキンシップを行うことで、肌のぬくもりが伝わり、さらに安心感を与えることもできるため、2人の親密度がグッと増します。
ただし、いきなり密着したり、必要以上に触りすぎたりするのは逆効果。スキンシップは段階を踏みましょう。
まずは、相手の肩や背中に軽くタッチしたり、ひじでつついたり。そういうことが続けば、彼のほうから手をつなぐ、腕を組む、といったことをしてくれるかもしれません。
もちろん、スキンシップを続けながら、彼を見つめてニコッと笑うことをお忘れなく!ここまできたら、あとは彼のリードに任せましょう。
終わりに
愛着行動の基本の3つは、人間の本能の部分で受け入れてしまう行動なので、恋愛においては特に効果的です。
恋愛の初期だけではなく、長くお付き合いをしている場合も、たまに使うと新鮮に感じてドキドキするかも。ぜひ試してみてくださいね!
(※2017年8月13日 17:30 公開記事)