同世代の男性と一緒にいて「子どもっぽいな」と感じたことはありませんか?
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一般的に男性は「少年の心を忘れない」「少年の心を持っている」などと言われていますよね。一方、女性について「少女の心を…」と言う人は滅多にいません。
男性の中には、そんな「少年の心を忘れない状況」を自分のステイタスにしている人もいるようです。
なぜ男性は子どもっぽいのか…今回はその部分を心理学的に分析していきます。
男性脳は「一点集中型」
男性脳の特徴のひとつに「一点集中型」というものがあります。
これは、男性は女性と比べて右脳・左脳をはっきり分けて使っているので、何かを始めたり集中したりしている時には、脳の一部のみをフル活用しているということ。
よく、趣味にこだわりを持つと他のことには目もくれず、ひたすら追求する男性っていますよね。
例えば、フィギィア集めや骨董品集めなど、一度始めたらまるで博物館のようにコレクションしてみたり。ゲームやマンガも、ハマるとものすごく熱中するでしょう。
鉄道が好きで世界中の電車に乗る、パソコンを分解して自分で一から組み立てるなど、女性では考えられないことばかり…。
仕事中も、プレゼンテーションの資料を細部までこだわって作りあげる、ファイルや写真を、そこまでやらなくても…というくらい細かく整理整頓するなんてことも。
俗に言う「オタク」には男性のほうが多く見られるのも、脳の違いによるものだったのです。
どんな時もヒーローになりたい男心
子どもの頃に見たヒーローものの漫画や映画。男性は、大人になっても好きな人が多いですよね。
ヒーローものってほとんどの場合、主人公がさまざまな困難を乗り越えて傷だらけになりながらも戦い、最後には勝つ、そして、みんなから称賛を浴びるといったストーリーになっているでしょう。
実は男性は、いくつになっても「ヒーローになりたい」という強い憧れを持っていると言われています。女性からしたら呆れてしまう話ですが、男性は結構、真剣に思っているようです。
なぜかと言うと、男性ホルモンのテストステロンが影響しているから。強くなりたい、戦いに勝ちたい、などの闘争心を駆り立てるのは男性の本能ともいえます。
そう考えると、男性が大人になってもヒーロー願望を持つのは止むを得ないのかもしれませんね。
なお、男性は女性から「かっこいい」「素敵ね」と言われたいもの。バカバカしいと感じたとしても「くだらない」なんて切り捨てず、男心を理解して見守るようにしましょう。
自分だけの世界さえあれば満足
男性ってよく「将来は田舎に引っ越して、自給自足の生活をしたい」とか「キャンピングカーで日本一周しながら暮らしたい」などの夢を語りますよね。
ただのアウトドア好きというよりも、本当に人里離れた山奥なんかに自力で山小屋を建てて住んでみたいと、かなりまじめに考えている男性も多いのです。
男性は基本的に、自分だけの世界や閉じた世界が大好き。誰からも干渉されずにひっそりと暮らしたり、好きなことだけをしたりする生活に憧れ、自分が居心地よいと思えればそれで満足します。
女性としては、誰もいない所で毎日、畑仕事をするだけの生活なんてゾッとしますよね。
一般的に、男性は自分だけの閉塞された世界が好きで、女性は開かれた世界に魅力を感じる…このようにお互いが憧れを覚える世界観は、まるで正反対なのです。
終わりに
なぜ男性は子どもっぽいか、その理由はご理解いただけましたか?
男性と女性とでは、脳の働きや本能の部分などが違うので、多少の違和感を覚えるのは仕方がないことと言えそうです。
「子どもっぽいな」と感じても頭から否定せず、温かい気持ちで寄り添ってあげましょう。
そうすれば彼は「この人と一緒にいるとほっとする」と感じ、あなたを誰よりも愛おしく思うかもしれません。