彼とごはんを食べる、なんて機会はいくらでもあると思いますが、それが朝食の場合はちょっと特別な感じがしませんか?
お泊りの翌朝、目覚めたら大好きな人が隣にいて…その日最初の食事を一緒にできるのは幸せだし、「家族になったみたい」とくすぐったい気分も味わえそう。
同棲や結婚をしていれば、当たり前のことすぎて、その感動も忘れちゃうのかもしれませんが。
さておき、パートナーと一緒に朝食をとるのって、いいことがいっぱいなんですよ!
健康も良い恋も、朝ごはんから
体質や生活パターン、体調にもよりますが、やはり朝ごはんを食べると活動的になれるという人は多数。
また、普段は食べなくても、休日の朝はゆっくり朝食をとりたい…と考える人も。
何より、大切な人との食事は栄養面にも精神面にも、とても良い影響を与えるそうです。
一人だとつい好きなもの・同じものばかり食べてしまうため、栄養が偏ったり、消化吸収率が下がって、うつ病の引き金になったりしかねない、という調査結果もあるとか。
一緒に食べれば、さらに仲良し♪
平日のランチやディナーは、仕事関係の人や、あまりよく知らない相手ととる場合も多いでしょう。でも、朝食はひとり・もしくは家族と、という人が多いのでは?
つまり、朝食=もっともプライベートな食事。それを共にするのは、心の距離もグンと近づく、ということでもあります。
学生の頃、修学旅行や合宿で数日間一緒に過ごしたら仲良くなったのも、これと似た原理かもしれません。
いわゆる『同じ釜の飯を食う』っていうアレですね。
メニューがシンプルで作りやすい
朝食のおかずって、一般的にシンプルだし品数も多くないので、料理初心者でもちょっと練習すればすぐに作れるようなものばかり。
それでいて、夕飯以上に真心が伝わる…と、いいことづくめなのです。
もし彼女が朝食を出してくれたらどう思う?と筆者の周りの男性に聞いてみたら、
◆「自分の健康のことまで考えてくれてるのか、と感動する。普段は朝食抜きだけど、出されたら食べちゃいますね」
◆「食生活がきちんとしてる、しっかりした子だなぁと思う」
など、肯定的な意見が飛び出しました。これは、かなりの好印象を与えられそうですよ。
特にみそ汁やスープなど、熱々の汁物には彼の心もほっこり温かくなるはず。
手の込んだものは作れなくても、彼の心をガッチリつかむために、ダシの取り方などを練習してみては?
モーニングデートのススメ
「世界一の朝食」と言われるパンケーキのカフェ『bills』が有名になり、外食産業も朝食に力を入れるようになってきました。
休日の朝、少し早起きして待ち合わせし、散歩がてら朝食やブランチを楽しむ…そんなデートも楽しそう!
その後の一日が長く・有意義に使えるのも魅力的ですよね。
手軽なところでは、コーヒーショップやファミレスのモーニング。ちょっぴり贅沢したい朝は、ホテルのレストランでモーニングビュッフェ。
いずれも、ランチやディナーよりもリーズナブルですし、普段とは違う優雅な雰囲気の朝食を楽しめます。
既に一緒に暮らしているカップルにも、こんな朝デートはおすすめ。
非日常的な経験はマンネリ解消にもいいし、「朝ごはん食べるの?食べないの!?」なんてケンカも減りそうです。
大切な人との一日の始まりは、幸せな朝食から。
やっぱり、朝ごはんって大事なんですね。体のためにも、心のためにも。
そして、恋を長続きさせるためにも!
(文=石村佐和子)