気になる人に会ったとき、なんとなく「アレ?いつもと雰囲気が違うな?」と感じたことはありませんか?
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人の心とは不思議なもので、表情や言葉使いだけでなく、態度・行動に現れてしまうことがあるのです。
今回は、もっともわかりやすい「不機嫌なとき」の態度についてお伝えしていきます。好きな人や恋人の様子を観察してみてくださいね。
強い感情ほどカラダ全体に現れる
感情が一番現れやすいのは顔ですが、中には上手に隠そうとして平静さを保っている人もいます。それはそれで不自然だったりもしますが…。
基本的に、親しい間柄の人、好きな相手であれば、普段と雰囲気が違うと、すぐにおかしいと気づくでしょう。
特に不機嫌な時には、その感情が強ければ強いほどカラダ全体に現れるので、不機嫌な人が部屋に入ってきた途端に周辺の空気感がガラリと変わることもありますよね。
不機嫌な感情のほとんどは「怒り」「恐れ」「憂うつ・不安」「ストレス」の4つに分けられます。そして、その原因が自分自身なのか、相手なのか?で、態度が変わることがあるでしょう。
とはいえ、性格によってはいつも不機嫌に見えることもあるので、普段の様子との違いを見極める必要があります。
「怒り」による不機嫌な態度
怒っているときは、不思議なことに頭と足がよく動きます。そして、なぜか手はあまり動きません。
漫画や映画などでも、地団駄を踏んで怒る様子や頭をぶんぶん振って怒っている様子を見たことがあるのでは?
ご自身も、怒っている時はドタバタと強く地面を蹴りながら歩いたり、イヤだイヤだ~と頭を振ったりするでしょう。
相手が怒っているかどうかを確認するときは、歩き方や足の動きを見るといいですよ。普段よりも強い動きや大きい動きの場合は、自分のことや何かの出来事に対して、怒っている可能性が高いのです。
なお、いつもよりゆっくりと近づいてくる場合は、あなたに対して怒っていて何か文句を言う前触れかも…。
「恐れや不安」からくる不機嫌な態度
不機嫌な態度は、相手を恐れていたり、不安な気持ちがあったりすることでも起こります。
自分自身が不安や憂うつを感じているときは、なるべく人から離れて孤立し、あまり人と接しようとはしません。
一方、誰かのことを恐れているときは、その相手が近くにいても視線を合わせることもなく、じっとしているでしょう。
特に警戒心を抱いているときほど距離が遠くなり、なんとなく落ち着かない態度で、腕組みをしたりポケットに手を入れたりと、手を隠すことが多くなります。
不機嫌や警戒とはちょっと違いますが、恋人が初めてあなたの両親に会うときなど、緊張や不安感からこのような態度が出るかもしれません。こちらについては多少、大目に見てあげましょう。
「憂うつ」なときの不機嫌な態度
憂うつなときは、立ち止まるよりも足を動かしながら動き回るほうが多くなります。でも考え事をしている場合もあるので、頭は動かしません。
あなた自身も部屋の中を行ったり来たりしながら、憂うつな気分を紛らわせようとしたことはありませんか?
例えば、何か問題が起こっているのに、その場から動けない時など、とてもじっとはしていられないでしょう。
顔は笑っていても、落ち着かない行動をしていたら、何か憂うつな問題を抱えているのかもしれません。
「ストレス」による不機嫌な態度
ストレスには、さまざまな状況がありますが、自分が何か隠し事をしていて、動揺しているようなときは、カラダの動きが不自然に多くなり、手振りや身振りもオーバーになります。
ウソをついているときに、いつもより明るく大きな声で話したり、やたらとボディタッチをしたりするのも、隠しているというストレスからくる緊張によるものです。
そのほか、相手と一緒にいるのがイヤでストレスを感じている場合は、意味のない動作をくり返したり、必要以上に何度もうなづいたり。その場から早く立ち去りたいので、椅子から腰を浮かせたまま話をすることもあります。
終わりに
ここまで読んできて、人は無意識のうちに、心理状態が態度に現れてしまうということをご理解いただけたのではないでしょうか。つまり、心はそう簡単にはごまかせないのです…。
彼がこのような態度を取っていたら、その場を離れるか、ソッとしておくなどするといいかもしれません。良い関係を保つためには、さりげなく気を遣うことも大切だと覚えておいてくださいね。
(※2017年7月3日 11:00 公開記事)