【オレ様リーマンの非ジョーシキ恋愛入門145】
約半年間、爆速でフッたりフラれたりを繰り返した必死すぎる婚活経験を生かして、なぜか上から目線で本音の恋愛論を語ります。ちなみに普段は、どこにでもいそうなただのアラサーリーマン。
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「結婚のメリット・デメリット」みたいな記事をネット上で見るが、どうも違和感があるのはオレだけだろうか?
結婚をメリット・デメリット並べ立てて判断しようとするのがなんか違う、というか。
…とその前に。
メリットもデメリットもない
そもそも、一般化できるような結婚のメリット・デメリットなんてものは、ほとんど存在しない。
例えば、よくある「結婚すると自分の時間がなくなる」問題を考えてみよう。
確かに多くの人は、自分の時間がなくなるかもしれない。
旦那もいるし、子どもも授かるかもしれないのだから。
だが、結婚を機に会社を辞めて専業主婦になり、子どもも生まれなかったら…あるいは生まなかったら…
間違いなく自分の時間は増える。
結婚のメリット・デメリットと言われるものの大半がすべからくそうで、相手や環境、そして運不運次第でいかようにもなってしまう。
なのでまずは、いくら調べても考えてもムダだと、ご理解いただきたい。
違和感の理由
「違和感」に話を戻そう。
オレ自身の経験を振り返ると、恋愛にせよ、結婚にせよ、冷静に判断なんてしていない。
メリット・デメリットって、要するにこの人と付き合うと得だとか損だとか、そんなのほとんど考えてない。
強いて言葉にするなら、「好きだから」とか「合いそうだから」でしかない。
別れなければいけないときは、もう少し考えた。
ただ今になって考えてみると「別れたい」という気持ちが先にあって、別れるための理由を探していただけのような気がする。
…そう、気持ちが先、理屈は後だ。
結婚のメリット・デメリットと言われてもいまいちピンと来ないのは、結婚はまず「この人と結婚したい」という感情があっての話だからではないか?
損得だけで判断するなんてムリじゃないか?
感情が先、理屈は後
「男だからそんなことが言えるんだ!女子は違う!」
という声も聞こえてきそうなので、反論しておこう。
多くの女性がメリット・デメリットを考えて結婚しようとするなら、おかしいことが多すぎないか?
・「真面目な男性のほうが結婚向き」とはよく言われるが、「真面目な男はつまらない」と言って、遊び人と付き合って果ては結婚してしまう。
・「結婚すると自分の時間がなくなる」のに、「束縛されたほうが愛されてる気がする」などと言い出して、自ら自分の時間をなくす
・せっかく高学歴・高収入のエリートに好かれても、「住む世界が違う気がする」とか言って、別れてしまう
こういう女性はいったい何なのだろうか?
これこそ、感情が先、理屈は後の実例ではないだろうか?
感情の問題に向き合う
ブログのオフ会などを通じ、結婚に対して色々と悩む女性たちと会ってきたが、ほとんどは感情の問題である。
「自分が結婚したいのか、したくないのかわからない」と言う女性の本心は、
・過去に失恋して傷ついたことから、男性への恐怖を引きずっている。
・好きではない人としか付き合ったことがなく、また好きな人とは付き合える気がしない。
・恋愛経験がほとんどなく、普通に恋愛して結婚なんて想像できない。
そういう、言うなれば「恐れ」である。
ここに向き合わずに、結婚を理屈で捉えようとするからおかしなことになる。
ただ出会いを作るとか、恋愛するのが怖いだけなのに、メリットだのデメリットだのと考えるから、余計に話がこじれるのだ。
そして、そのこじらせにつけこんで小銭を稼ごうという不届き者がウジャウジャいるのが、恋愛界隈だ。
世の中には、本心から結婚したくない人もいるので、それは別にかまわない。
だが「結婚したいけど、したくない」という人の99%はただビビってるだけなので、その気持ちと向き合ってほしい。
メリット・デメリットなんてどうでもいいことを考えるよりは、本当の解決に近づくはずだ。