結婚式というと、やっぱりジューンブライド!とか、いい夫婦の日がある11月、なんてイメージが強いのでは?
でも、実は3月も人気があるそうです。
理由は直前の1~2月にあって、
◆1月…お正月があり、その後、仕事が忙しくなるから
◆2月…1年で一番寒いと言われる時季だから
そのため1~2月は、ゲストの予定や体調を考えて、避けようと考える人が多いのだとか。
そして気候の良くなる3月には、いざ!とばかりに式を挙げるカップルが増えるというわけ。
不人気の1~2月は式場の費用が安いと言いますが、確かにできればその時季には挙げたくない感じがしますよね。
友達が忙しくて、軒並みドタキャンされたりしても悲しいし…。
式を挙げない「ナシ婚」派も多数
ところで、近年は様々な事情により、結婚式をしないカップルも増えているようです。
「みんなのウェディング」の調査(2015年)によると、入籍はしたけど結婚式は挙げない「ナシ婚」派の3大理由は
・経済的事情…23.1%
・さずかり婚…20.6%
・セレモニー的行為が嫌…15.5%
上の2つはわかりやすいけど、「セレモニー的行為が嫌」ってちょっとびっくり。
みんなに祝ってもらえたら気分が良さそうに思えるのですが、面倒なんでしょうか?それとも、そこにはお金をかけたくないってこと!?
ただ、式は挙げなくても
・結婚指輪の購入…64.6%
・身内だけの食事会…60.8%
と、6割以上の人がメモリアル的なイベントはしていることがわかりました。
式はなくても記念になる指輪は欲しい…その気持ちわかります!本当に何もなかったら、結婚した実感が湧かないかもしれないし。
結婚指輪はなぜ左手の薬指?
さて、ここで一つ疑問が。
エンゲージリングや結婚指輪はなぜ、左手の薬指にはめるのでしょうか?
これにはいくつかの説があって…
◆左手の薬指には、心臓につながる愛の血管が通っているから
◆薬指は創造(クリエイト)を意味する指とされ、これから2人で新しい世界を築いていくことを象徴している
◆薬指は普段あまり使わないので、指輪にキズがつきにくい
などと言われています。最後のは現実的でちょっと寂しいですね。
ちなみに、薬指以外にも、指にはそれぞれの意味があると考えられています。
一説によると
【右手】
◆親指
困難を乗り越える、主導権を握る
◆人差し指
集中力を高める、物事を達成させる
◆中指
パワーアップ、厄除け
◆薬指
心の安定、本来の自分らしさを出す
◆小指
魅力をアピール、社交性を高める
【左手】
◆親指
信念を貫く、難関を突破する
◆人差し指
積極的になる、素直な自分を表現する
◆中指
直感力とひらめき、人間関係の改善
◆薬指
愛や絆を深める、永遠の愛を得る
◆小指
願いが叶う、異性を惹きつける
うーん面白い。覚えておけば、少し背中を押してほしいときなどに役立ちそうですね!
ただ、小指は左右共に「孤独を楽しむ」意味があり、リングをつけると縁遠くなるという説も。ピンキーリングをすると運命の相手に出会えると言われていましたが…どちらが本当なのか、謎は深まるばかり。
いずれにせよ、左手の薬指=「永遠の愛」に異論がある人はいないようなので、そこはみなさん、安心してつけてほしいなと思います。
とかなんとか書いてるうちに、筆者も左手の薬指が寂しくなってきました。リング的なものをくれる人、そろそろ現れないものでしょうか…。