男性は褒められるとその気になりやすいと言いますが、“褒められてうれしいポイント”は人によって違うもの。例えば外見を褒められ慣れているイケメンくんに「かっこいいね」と言っても、「またか」と思われるだけ…なんてエピソード、よく聞きますよね。
そんなこと言ったって、褒め言葉のレパートリー、たいして持ってないよ…と悲しい気持ちになった人もいるのでは。そういう人におすすめなのは、やっぱり恋愛系のハウツー本やサイトでしょう。「男性のプライドをくすぐる」「彼がこだわっているところを褒める」「こんなに楽しいの初めて♪と言う」など、明日から使えそうな褒めかたのヒントがたっぷり詰まっています。
実際のところ、男性はどんなふうに褒められたら喜ぶのでしょう。20~30代の男性が女性に言われてうれしかった言葉をシチュエーション別にご紹介しますね。
◎何気ないとき
『一緒にいるとホッとする』と言われたこと。彼女にとって、そういう存在になりたいと思ってたからうれしい
◎引越しのとき
力仕事やネットの接続をしたとき、素直に『わーすごい!』『ありがとー』とか言ってくれるとうれしいです
◎旅先で
予約したはずの部屋が取れてなかったとき、ホテルの人に『責任者を呼んで』と粘って部屋を確保したら、彼女が『すごい。いてくれてよかった』と言ってくれた。頼れる男だと思ってもらえたみたいでうれしかった
◎エッチの後
『すごく良かった』。男にとって最高の褒め言葉です
基本的にみんな、甲斐性のある男だと思われるのがうれしいみたいですね。一方、うれしくない褒め言葉は「いい人だよね」や「真面目だね」なんだそうです。人によっては「かわいい」や「変わってる」、「大器晩成型」もNGなんだとか。うっかり言ってしまったことはありませんか。
ところでみなさん、褒めるタイミングってどうしています?せっかく上手な褒めかたがわかっても、言う“時と場”を間違えたら全て台無し…なんてこともあるんじゃないでしょうか。
相手がものすごく落ち込んでいるときなどは、一生懸命褒めてもお世辞やなぐさめと勘違いされる場合もあるらしいし。褒めたいことがあっても、大勢の人がいる前ではなかなか口に出しづらいし。
髪型や服装のことだったら、会った瞬間に「似合ってる」と伝えれば済むけれど、ふとした瞬間に感じた相手の優しさや魅力についての想いって、そう簡単に言えるものではないですよね。
特に何人かで話しているときに、話の流れをさえぎってまで「○○さんのそういうところ、いいと思う」とか言うのは相当勇気が要ることなのでは。その前に褒められた本人がドン引いてしまいそうな気もしますが…。
褒めたいことの内容にもよるけれど、相手に引かれるリスクをおかしてまで、無理やりその瞬間に褒め攻撃をするのは避けたほうがいいのかも?
むしろ、みんなの前で「あなたの素敵なところ、私が見つけたのよ」という空気を出すよりも、2人きりのときにちょこっと褒めたり、後でメールしたりして「他の人は気づいてないけど、私はちゃんと見てるよ」感をさりげなくアピールしたほうが好印象を残せるようなイメージがあります。
言いたいけれど、うかつには使えない褒め言葉。相手の褒められたいポイント、褒めかた、伝えるタイミングの三つを完璧に押さえられたら最高ですね。
まずは褒めどころを見逃さないために、彼のこだわりや価値観に注目してみるといいかもしれませんね。
(※2012年11月16日 10:08 公開記事)
(文=Kawauso)
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