高梨臨さん主演のドラマ『恋がヘタでも生きてます』(日テレ系)では、
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総合商社で恋愛ゲームのプロデューサーを務める茅ヶ崎美沙は、奥手で恋愛下手な女性。
社長になることを目標に仕事を頑張ってきたのですが、突然現れた経営のプロ雄島佳介にその座を奪われてしまいます。
そんな最悪な出会いから始まった二人が、やがてお互いに惹かれあっていく。キャリアウーマンの実情を等身大の視点で描いたラブコメディです。
体面重視の男性は却下
そもそも美沙が奥手になったきっかけは、大学時代に男子が
「自分より稼いでいる女はいやだ」
と言っているのを聞いたこと。
その記憶にとらわれ、仕事やその評価に対して貪欲な自分に引け目を感じてしまうのです。
確かに世の中には、彼女や伴侶に自分より稼いでほしくない、と考える男性がいます。
そう考える理由はさまざまですが、よく耳にするのは「女性のほうが稼いだら、男として面目が立たない」というもの。
例えば、自分より評価されている同期に対して、嫉妬を抱くことは誰にでもあるでしょう。
しかしそれで奮起して頑張る人はいても、あからさまに嫌悪感を出したりはしないはず。
ではなぜ、恋人や伴侶に対しては嫌悪感を出せるのでしょうか。
それは、愛情があれば自分の体面に対して気遣ってくれるはず、という都合のいい甘えがあるからです。
女性に立ててもらわなきゃ保てない面目など、たいしたものではありません。
それに「自分より稼いでいる女性」をそれだけで拒絶するような男性は、ほんの一部。
よっぽど好みのタイプならともかく、そのような幼稚な男性はこちらから「願い下げ」したほうがいいでしょう。
自分本位な甘えを押し付けてくる時点で、長く付き合えるような相手ではないと思います。
仲良しになることの落とし穴
きちんと人間性を見てくれる男性とお付き合いできたとしても、必ずしも長期的な関係が築けるとは限りません。
どうしたら長く続くのでしょう?
関係が深くなると必然的に心理的距離感が近くなるわけですが、同時にあるリスクが高くなります。
それは、「同一化」です。
カップルになるとペアで人付き合いをする機会が増えるため、だんだん共同化していく傾向にあります。
しかし共通の知り合いが増えたとしても、恋人の人付き合いは恋人固有のものであって、彼女であっても伴侶であっても口出しする権利はありません。
にも関わらず、あたかも「自分の人付き合い」かのように錯覚して口出しをしてしまう。これが「同一化」です。
このような「同一化」が進むことによって干渉が多くなり、息苦しい関係になって、破綻を招くことにつながります。
長期的な関係構築に必要なもの
とはいえ、相手と自分を切り離しすぎるのも問題です。つらいことがあって落ち込んでいる時、その気持ちを受け留めてもらいたいのに
「自分のことなんだから自分で処理して」
と突き放されたら、さらにつらくなりますよね。
人生において必要な選択、対応すべき感情の問題。自分と相手のものと、それぞれ切り分けるべきです。
同時に、カップルとしての人生や感情も保つ必要があります。
自分一人の目線だけでなく、相手の目線を考慮しつつ、カップルとしての対応を考えていく。必要に応じた「視点の切り替え」ができれば、居心地のよい関係が築けます。
結果的に、長期的な関係を築きやすくなるのです。
まとめ
短い付き合いで終わってしまう人の特徴、ご理解いただけましたでしょうか。
相手の視点を把握しようと努めれば、深い相互理解が生まれます。さらにカップル視点を保つことで、相手への敬意と思いやりが育ちます。
ぜひ、視点の切り替えができる女性になってください。そうすればきっと、深い絆で結ばれた最強カップルになれますよ。
(※2017年4月8日 10:15 公開記事)