寒い時季は、風邪をひいたりインフルエンザにかかったりすることも多いもの。大好きな彼が病気で寝込んでしまったとき、あなたはどうしていますか?
具合の悪い彼を放ってはおけないけれど、押しかけて看病するのも邪魔になりそう…と心配になりますよね。
彼が病気のときはどんな対応をするのがベストなのでしょうか。20~30代の男性にリサーチしてきました。
<こんな看病はNG!>
まずは男性たちが「これはちょっと…」と感じた看病のエピソードをご紹介します。
●「彼女が作ったお粥が超絶まずかった。頑張って作ってくれたからと思うと残せず、無理に全部食べたら余計に具合悪くなった」(28歳・銀行)
――せっかくの努力がありがた迷惑に…。病気の彼に気を遣わせるのもアレなので、料理が苦手ならレトルトなどにしておいたほうが無難かも。
●「インフルエンザになったとき、彼女に頼んで必要なものを買ってきてもらった。それはすごく助かったけど、彼女のTwitterを見たら『今、彼の看病中!』とアピールするツィートが並んでいてびっくりした」(25歳・建築)
――彼女としては、愛する彼の助けになれたのがうれしかったんでしょうね。でもその状況を自慢げに書き綴ったら「俺の病気をダシに使って、いい人アピールしてんじゃねーよ」と思われてしまうかも。
●「『小さい頃、お母さんがこうしてくれたら熱が下がったの』と彼女が僕のおでこに手を当て、謎のハンドパワーのようなことをしてきた。結局風邪は治らず。2時間ぐらいずっとおでこに手を乗せられてたせいで、寝返りもできなくてつらかった」(31歳・公務員)
――気持ちはうれしいけど、それはちょっと…。彼が望んでいないことはやらないほうがいいようです。
<空気を読んでベストな看病を!>
では反対に、男性にとって「うれしい」看病とは?
●「看病に来てくれた彼女が、寝ている僕を起こさないように掃除してくれていた。起きたら部屋中ピカピカになってて感動した」(28歳・アパレル)
――体調が悪くても、部屋がピカピカだったらスッキリした気分になれそうですね。彼を喜ばせるため、今から掃除力を磨いてみては?
●「眠っている間、彼女は携帯が鳴ったり足音がしたりしないよう気を付けてくれてたらしく、熟睡できた」(33歳・教育)
――そっとしておくことも看病の一つなんですね。早く元気になってもらうためにも、彼をしっかりと休ませてあげたいものです。
●「風邪で寝込んでたら、彼女が仕事の合間に『ちゃんと寝てる?』『暖かくしてよく休んでね』『今、面白い話聞いたよ』などとマメにlineでメッセージをくれた。お陰で退屈しなかった」(27歳・メーカー)
――これは先ほどの「そっとしておく」の逆ですが、寂しがりやな彼には効きそう。看病とはちょっと違うかもしれないけれど、彼を思ってこその愛のある見守り方といえるでしょう。
男性は痛みに弱いと言いますが、病気にも弱いと思うのは筆者の気のせいでしょうか?たいした熱じゃなくても重病人のようになったり。あれって何なんでしょうね。
さておき、男性の多くは病気のときには「静かに休ませてほしい」と思っているようです。看病上手になるには、こういった相手の気持ちを読み取ることが大切なのかもしれません。
かといって長時間放置しておくのもかわいそう。甘えてきたら相手をしてあげるなど、適度にかまってあげられたら、「こいつ最高」と思ってもらえることでしょう。
それって彼女というより、もはやお母さんに近い感じもしますが…。
(文=三浦由子)