街コンや婚活パーティーに行けばたくさんの男性がいるとわかっていても、もっと自然な出会い方をしたい!と思うこともあるでしょう。
でも、出会いって作ろうとして作れるものではないですよね。世のカップルはどこでどんなふうに出会っているのでしょうか?
今回は、結婚に至るお付き合いをしたカップルの、ちょっと変わった出会いのエピソードをご紹介します。
カフェでバイト中に
学生時代、コーヒーチェーン店でアルバイトしていたNさんは、常連の女性客と親しく話すようになりました。
しばらくして1歳年下の男性バイトが入ったのですが、実は彼は件の女性の息子さん。母親に「あそこのカフェにいる女の子、かわいくて感じがいいわよ」と言われ、その店を選んだのだとか。
先輩として仕事を教えるうちに距離が縮まり、2人はお付き合いすることに。彼女は一足早く社会人になってバイトを辞めましたが、交際は続き6年後に結婚。
息子が、自分のお気に入りの女の子をゲットしたのでお母さんも大喜びし、嫁姑仲は最高に良いそうです。
留学先のシェアメイト
高校卒業後、カナダに留学していたSさんは、様々な年齢・国籍の人とルームシェアを体験しました。台湾人、韓国人などと生活を共にし、最後にシェアすることになったのが今のご主人(日本人)。年上ながら頼りない彼を叱咤激励するうちに、気が付いたら恋人同士になっていたとか。
ちなみに彼女は4年で無事に大学を卒業。彼氏は単位を落として残らなければならなかったのですが、「Sちゃんが帰るなら僕も帰る」と、一緒に帰国してしまいました。
不動産屋で働いていて
大手の不動産屋に勤務していたIさんが、カウンター越しにある男性客の対応をしたところ、彼はIさんに一目ぼれ。それ以来の猛アピールに負けてお付き合いすることになりました。
彼はもともと1人用の部屋を探していたのですが、結局2人暮らせる部屋を借り、Iさんもそこで暮らすことになったそう。
駅で泣いていた外国人
駅のベンチに座り、ボロボロ涙を流している外国人男性を見かけて声をかけたMさん。アメリカ人の彼は、以前、地元に留学した日本人の女性に恋をし、帰国後に追いかけてきたのだとか。でも住所も連絡先も知らず、彼女の名前と住んでいる地域だけを頼りに来たため、結局見つけられなくて途方に暮れていたそうです。
帰りの飛行機代しか持っていないという彼がかわいそうになって、ご飯を食べさせたり、身の上話を聞いたりしているうちに、彼は今度はMさんを愛するように。その後、2年の遠距離恋愛を経て結婚しました。
ホテルのダブルブッキングで
女友達とスノーボードをしに行ったとき、ホテルの部屋がダブルブッキングで布団部屋のような所に通されてしまったUさん。係りの人に文句を言っていたところ、通りかかった男性客2人が加勢してくれて、アップグレードした部屋に移ることができました。
その男性たちに「一緒に遊ぼう」と言われ、スノボを教えてもらったり、飲みに行ったり。連絡先を教え合って別れ、そこから片方の男性とのお付き合いが始まりました。
彼女は2人のなれ初めを話すとき、いつも「スキー場って言うとロマンチックだけど、出会ったのは布団部屋なんだよね…」と苦笑いしています。
筆者の友人・知人だけでも、これだけの出会いのストーリーがありました。その出会いから結婚…と思うと結構びっくりですよね。
書いているうちに、出会える人と出会えない人の違いって、実はほんのちょっとの差なのかもっていう気がしてきました。
些細なことでもしっかり出会いにつなげられるよう、いつもアンテナを張っておくことが大切なのかもしれません。
(※2015年1月24日 10:15 公開記事)