2017.03.25

「彼を変えるために自分を変える」は不正解?アドラー心理学に学ぶ、信頼関係を築くコツ

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これまで2週にわたってアドラー心理学についてご紹介してきました。

前々回は「人間関係における3つのタスク」と「信頼関係を築くコツ」について。
前回は人の行動にはすべて目的があるという観点から、「決断できない人は、なぜいつまで経っても決められないのか」というお話をしました。

今回は、理想のカップルになるために必要なことは何かを解説します。

「他人を変えるために自分を変える」は不正解?

私は以前、とあるSNSの恋愛相談コミュニティーを管理運営し、そちらを通して年間2千人以上におよぶ方々の恋愛相談を承っていました。

その際、
「彼氏が頼りなくて不満…。彼に頼りがいのある大人になってもらうには、どうしたらいいでしょうか」
という相談を何度か受けたことがあります。

そうして多くの人が
「他人を変えることはできないから、自分が変わるしかない。だから頼りがいのない彼と諦めて付き合うしかない」
と回答しているのを目にしてきました。
でも、本当にそうでしょうか?

確かに「自分を変えることができても、他人を自分の思い通りに変えることはできない」という定説には一理あります。

ただしアドラー心理学では、「他人を変えるために自分を変える」ことはできないと説いているんです。
自分を変えるのは、あくまで自分のためでしかない。つまり、自分が必要だと思えないと自分を変えることなどできないのです。

自分のために自分を変える

頼りないと感じる要素があるのに、それをなかったことにして関係を続けるのは自分に「嘘」をつくことになります。

このような「嘘」をつき続けることは「前進」ではありません。
でも、もし頼りないと感じる自分の「人を見る目」が非常に狭いものだったら?
「人を見る目」を豊かにすることで、自分が考えていた「頼りがい」の認識そのものを変えることができたら、それは「前進」といえるでしょう。

デートのとき、いつもなんだかんだ頼りない彼。
だけど、職場では率先してバリバリ働く責任感あふれる大人かもしれない。自分が見えている「相手」は、氷山の一角にすぎないのです。

彼には、あなたの知らない「引き出し」があるはず。
その引き出しのどこかに「頼れる大人の一面」を見つけることができるかもしれません。

この人は、確かに頼りないところがある。
でも○○なときには、きちんと引っ張ってくれる人。
そんな風にあなたの認識が変わることで、相手を受け入れやすくなるでしょう。

ありのままの自分を受け入れてくれるあなたを、相手も心から受け入れてくれる。
そうして二人の間に、深い信頼と愛情が築かれていくのです。

その先にある究極の選択

そうはいってもどうしても望むような「引き出し」を見つけられないケースもあります。
時間をかければ、もしかしたら見つけられるかもしれない。
ですが、だいたいにおいて、見つけられないということは根本的に「合わない」といわざるをえません。

そうなると、選択肢は2つ。
合わないとわかっていても、自分の幸福のために付き合い続けるか。
合わないからこそ、自分の幸福のために別れるか。

選択は常に自己責任。
他人や世間体や周りの環境をいいわけに使わず、自分が納得できる結論を出すべきです。
それが相手への誠実さであり、自分のライフタスクに向き合うということにつながります。

まとめ

理想のカップルになるための方法、ご理解いただけましたでしょうか。

他人を変えることはできないからと自分に無理を課す人は、他人が変わらない現実に直面するたびに怒ったり罵倒したりという状況を生みだします。

無理しないと続かないような変化は、あなたのためにならないし、相手のためにもなりません。

あなたがしていることは、妥協なのか、それとも理にかなった努力なのか。
じっくり考えてみてくださいね。

ライタープロフィール

黒木蜜
一般企業に勤めながら執筆した作品が日本文学館のオムニバス本に掲載され作家デビュー。古事記への造詣が深く、全国300ヶ所以上の神社紹介記事を執筆。現在、古事記の観点から紹介する神社コラム/恋愛コラムなども手がけている。
黒木 蜜~中今の詩~


 

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