【恋する薬膳~迷える女子へ贈る優しいレシピ12】
舌平目…なんともオシャレな響きですよね。フレンチメニューでよく目にする方が多いのではないでしょうか。
こちらもおすすめ>>悩める女子には牛肉を!ルージュのような赤身は女の味方!の巻
そんなオシャレなイメージの舌平目ですが、案外簡単にスーパーで手に入ります。
「舌平目をソテーする女」…どことなく素敵じゃないですか?トレビア~ン。
舌平目には美容効果もたくさん含まれています。
おいしくて、オシャレで美容にも効くなんて、魅力的過ぎる~!
さあ、レッツ!ソテー!!
舌平目って誰!?なに!?
舌平目ってヒラメでしょ?…まあ、ヒラメの仲間ではありますが、ウマノシタ科というマニアックなくくりに分類されています。馬の舌ですね。ヒヒーン…。
ちなみにヒラメはヒラメ科です。よく似ているヒラメとカレイの区別として、左ヒラメ・右カレイと目の位置で判断します。
舌平目は生きている時の見た目がベロロ~ンと長いので、牛の舌に似ているからそう呼ばれるようになったと一般的には言われています。
人間にそう呼ばれているなんて、舌平目は夢にも思わないでしょうね。
ちなみに、ありのままの姿で丸ごと買ってくると、愛くるしいルックスに包丁を入れづらいと思いますので、スーパーで切り身になっている状態のものを買ってきましょう。
そんなキュートなルックスの舌平目ちゃん。良質なタンパク質がいっぱい。皮膚疾患やダイエットに効果があると言われています。ギョギョギョ~!
薬膳的には、無力感や慢性的な疾病効果があるとされています。
とにもかくにもヘルシーなのにボリューム満点なので、美容を気にするアラサー・アラフォーにはお助け魚(ギョ)です!ギョギョギョのギョー!!…抑えられません…。
さあ、舌平目ちゃんの魅力を知ったところで簡単レシピをご紹介!
あなたもなれる!「舌平目をソテーする女」に!
舌平目の簡単バジルソテー
実はとっても手軽なお料理です。シンプルに素材本来の味を楽しみましょう。
≪材料≫2人分
・舌平目…2尾
・バジル(なかったら乾燥バジル)…お好みの量
・オリーブオイル…大さじ2
・小麦粉…少々(舌平目にうっすらまぶす程度)
・白ワイン…適量
・塩コショウ、ピンクペッパー…少々
≪作り方≫
[1] 舌平目の切り身に白ワインを少し振りかけ、塩をまぶして30分くらい冷蔵庫で休ませておく。
[2] その間にバジルをみじん切りにする。
[3] 冷蔵庫から舌平目を出し、塩コショウ→小麦粉の順につける。フライパンにオリーブオイルをたっぷり入れ、舌平目を焼く。
[4] ある程度の焼き色がつくくらい焼く。裏返して白ワインを入れ、フライパンで蓋をして1分くらい蒸す。
[5] 淡泊な味なので、仕上げに軽く塩コショウとピンクペッパーを振りかけて完成。
味が物足りない方は、お醤油やトマトソースをかけて召し上がってもナイス!
お酒を飲まなくなって、そろそろ2ヶ月が経過するわたくしですが、このお料理とシャンパーニュを合わせていただきたいものです。
ちなみに、巷では「シャンパン」と呼ばれたり、メニューに記載があったりするところが多いですが、本当は「シャンパーニュ」です。
これはとあるワインの専門家のお話を聞いたときに仰っていました。
フランスのシャンパーニュ協会からも飲食店では一般的にそのように呼びましょうとお達しがきていたそうです。
我々日本人からするとちょっぴり気恥ずかしいですね。「お~ほっほっほっ。さあ!シャンパーニュをいただくわよ!ひざまずきなさい!」なんて訳のわからないキャラになってしまいそうです。
話は少々ズレましたが、今回は舌平目をソテーする女になれたことだし、髪を気だるくかき上げながらジュージュー言わせちゃってください。
付け合わせのサラダを用意するなら、オリーブオイルと塩のみで味わってみると、あら不思議!ドレッシングで食べるより体にスイスイ入っていく感じがしますよ。
これであなたはどんどん美しくなっていく!…はず!