ここ最近、空前のブームが押し寄せている台湾。日本から4時間程度で行ける手軽さと、観光地は大体日本語が通じる気楽さ、食事の美味しさが魅力の土地ですが、パワーを感じさせる独特の雰囲気があり、占いも盛んなので「運気を上げたい!」というときに訪れてみるのもいいかも。というわけで編集Tが台湾を訪れた際のレポートをお届けします。
人気のパワースポット&占い横丁
3月の某週末。日本はまだまだ寒い時期ですが、台湾ではそろそろ春の陽気…といった日の午後に台北に到着した編集T。まずは中心地にほど近い場所にある『行天宮』というところにやってきました(最寄りは地下鉄の行天宮駅)。
駅を出てすぐのところにある立派な建物が、まさに行天宮。ここは三国志の関羽が奉られている廟で、台湾で人気のパワースポットのひとつです。関羽は商売の神様ということで、商売繁盛のご利益があるお寺とのこと。荘厳な雰囲気ですが、豪奢な細工や色彩はイメージしていた台湾そのもの。ぜひ足を運んでみてほしい場所です。
参拝のルールなどもありますが、係の方が流暢な日本語で説明してくれるので安心。さらに無料でご祈祷までしてもらえるのが嬉しい!
行天宮のすぐ側には「占い横丁」なんて場所があり、思わず吸い寄せられてしまいました。ズラッと並ぶ占い館には、そこかしこに「日本語OK」の文字が。覗いてみるとどこもお客さんが入っていたのですが、とある館の方が、わざわざ地下街の方の日本語ができる占い師さんのところへ案内してくれました。台湾の方は本当に親切!
占ってもらった結果、編集Tは結婚は絶対できるとのお言葉をいただきました!なんだか一安心。台湾まで来た甲斐がありました(笑)。今年の11月以降に運気がよくなるそうなので、それまでは大人しくしておきます…。
人気のランタン上げで願い事を飛ばそう!
翌日は台湾でも特に人気のスポット、十分&九份へ。中心地から電車に揺られること1時間ほど。すっかり郊外といった雰囲気の場所に十分はあります。
ここで有名なのがランタン上げ。そう、ディズニーの『塔の上のラプンツェル』で人気に一気に火がついたアレです。一斉にランタンを飛ばすイベントは毎年旧正月に行われていますが、十分では観光客向けに一年中ランタンを上げられるようになっています。
ランタンには筆で願い事を書くのですが、ランタンの色で願い事の種類が決まっている様子。恋愛は桃色というのは万国共通なんでしょうか。今回は欲張って8色が混ざっているバージョンをチョイス。思いつく限りの願い事を全面に書いて飛ばして参りました。
特筆すべきはランタンのお店の方々のプロフェッショナルな対応。日本語が話せるのはもちろん、スマホを預けると、あらゆる角度から写真を撮ってくれ、ランタンを飛ばす瞬間の動画まで知らない間に撮影してくれている至れり尽くせりっぷり。とびきりの満足感を持ち帰らせてくれました。本当に願いが叶いそうと思える素敵な場所です。
続いてやってきた九份は、某ジブリ映画のモデルではという噂がある町ですが、コトの真偽は謎。とはいえ、町全体を覆う雰囲気は確かにちょっと他にないほど幻想的!提灯の並ぶレトロな商店街で美味しいものをたくさん食べ、有名な階段からの景色はフォトジェニックを極めたよう(ただし、尋常でない人混みなので注意)。ここもまた、何か特別な力を感じる不思議な土地でした。そこかしこにジブリのキャラクターの置物などがあるのも微笑ましいです。
女子力アップ!恋愛運アップ!
その他にもオススメなのが迪化街。行天宮にもほど近い、全体にアンティーク感を漂わせたレトロな町並みにリノベーションされた建物が並ぶ、とびきりオシャレな問屋街です。
現地のアーティストさんによる手作りのアクセサリーや小物を売るお店もあれば、漢方・薬膳のアイテムをリーズナブルに手に入れられたり、女子的にはテンション上がらざるをえない、といった場所。お土産を買うにもオススメ。
さらに迪化街には『霞海城隍廟』という縁結びで抜群に知られる廟もあるので注目です。良縁の神様である「月下老人」が祀られています。
いつかデートで来たい夜市
台湾と言えば絶対に外せないのは夜市ですよね。編集Tは士林夜市と寧夏夜市を訪れましたが、美味しいものが食べられるのはもちろん、どちらも毎夜開かれているのが信じられないほどエネルギッシュでエンターテインメントにあふれた空間。
「いつかこんな場所に素敵な彼と来られたら…」なんて妄想しながら、色気のカケラもない姿でガツガツと魯肉飯とかき氷をかき込んで参りました。
余談ですが、台湾はシュッとしたイケメンが多いというのが私的な感想。お店などにいるメンズは気さくでニコニコ話しかけてくれるので、なかなかにトキメキを補充できました。それから、なにせ日本人旅行客が多いので、ホテルが同じだったりタクシーで相乗りすることになったりといったキッカケで恋が生まれる…なんてこともなくはないかも?と、これまた妄想がふくらんでしょうがない台湾の旅でございました。