今年は未年。干支にちなんだ羊の開運グッズもたくさん販売されていますね。
ところでみなさんは「向かい干支」という言葉をご存じですか?
十二支を時計回りに並べて書き、自分の干支が時計の12の針を指していると考えたとき、その真下、6の位置にあるのがこの向かい干支です。
向かい干支のアイテムを持つと、自分に足りないパワーを補ってくれるという話も。そこで今回は、向かい干支の運気アップ効果についてご紹介していきます。
それぞれの向かい干支は?
向かい干支は、自分が生まれた年の6つ先の干支。「未年」の場合は「丑年」にあたります。
・子年生まれ → 午年
・丑年生まれ → 未年
・寅年生まれ → 申年
・卯年生まれ → 酉年
・辰年生まれ → 戌年
・巳年生まれ → 亥年
・午年生まれ → 子年
・未年生まれ → 丑年
・申年生まれ → 寅年
・酉年生まれ → 卯年
・戌年生まれ → 辰年
・亥年生まれ → 巳年
干支にはそれぞれ性質がありますが、向かい干支は、自分の干支と正反対の性質を持っていると言われています。
つまり、本人の足りない部分を補ってくれるというわけ。この考えから江戸時代には「向かい干支を大切にすると幸運が訪れる」と考えられ、そちらを守り干支として大切にする風習が生まれました。
明治・大正期の小説家、泉鏡花は酉年だったため、自分の向かい干支であるウサギのグッズを生涯コレクションし続けたそうです。現在も歌舞伎や落語など伝統芸能の世界では、守り干支を大切にする人が多いのだとか。
向かい干支の人とは相性がいい?
向かい干支は人間関係に当てはめることもできます。自分に無いものを持っている人には魅力を感じるからか…実際、向かい干支の人は相性が良いとされ、カップルにもなりやすいと言われています。
例えば、俳優の杉浦太陽さんは酉年(1981年)生まれ。奥さまの辻希美さんは卯年(1987年)生まれ。
何かとブログネタで批判されがちな2人ですが、結婚から8年経っても恋人同士のようにラブラブでいられるのは、お互いに足りない部分を補い合い、価値観の違いを楽しめているからかもしれません。
みなさんも、良いご縁を探しているなら、干支に注目してみてはいかがでしょうか。
特に、向かいあった干支の性質が五行の「水」や「火」の関係だった場合は、最高の相性と言えます。これに該当するのは子年と午年、巳年と亥年の2組です。
向かい干支グッズで幸運を呼び込もう
大事に持っていれば幸運を運んでくれるという向かい干支グッズ。でも干支によっては集めにくいものもありますよね。
卯年=ウサギのグッズ、子年=ディズニーキャラクター、とかならかわいいけれど、亥年や巳年、辰年などは…。
そこで、どんな干支でも違和感のないかわいい干支グッズをご紹介します!
◆干支守り
全国の神社で販売されているお守りです。お守り袋に動物が刺繍されているもの、動物を象ったものが多く、小さいのでバッグに入れておいても問題なし。
◆キティコラボグッズ
様々なキャラクターとコラボしているキティちゃん。干支ともコラボしているんですね。これなら亥年や巳年のものも持ちやすそう。ネットで気軽に購入できます。
◆スマホの壁紙
さりげなく向かい干支を携帯したいなら、スマホの壁紙を干支にしてみましょう。
かわいいキャラクターが見当たらず、でも実物を壁紙にするのもちょっと…という感じの巳年、亥年などは象徴柄がおすすめ。
例えば、三角形が連なった「鱗模様」はヘビのうろこを表すもの。これだったら色の組み合わせによってはお洒落な壁紙になりそうです。
また、亥年の場合は、イノシシの肉をボタンと呼ぶことにあやかって、牡丹の花を壁紙にするのもいいかも。
いかがでしたか?
今年こそ素敵な出会いが欲しい、叶えたい願い事があるという方は、向かい干支を大切にしてそのパワーの力を借りてみてくださいね!
(文=AYAME)