【オレ様リーマンの非ジョーシキ恋愛入門16】
約半年間、爆速でフッたりフラれたりを繰り返した必死すぎる婚活経験を生かして、なぜか上から目線で本音の恋愛論を語ります。ちなみに普段は、どこにでもいそうなただのアラサーリーマン。
「聞き上手はモテる」
恋愛のコラムなどでたまに、そんな言葉を目にする。
だがオレの婚活の実体験に基づき、それでは「モテない」と断言しよう。
聞き上手というと、相手に質問して、愛想よく相槌を打って、「すごーい」みたいに褒めて…といったイメージだろう。
これを具体的な会話に落とし込んでみる。
女「お仕事は何をされてるんですか?」
男「メーカーで経理をしてます。」
女「たしかに、何となく経理っぽいですよね。
私、数字とか苦手なんで、そういう仕事ができる人尊敬します!」
男「…はぁ、ありがとうございます。。。」
実はこれは本当にあった会話なのだが、そのときのオレの本音は、
「いやいや『経理っぽい』ってどんだけクソ真面目に見えてんだ、オレは?
しかも経理ごときで尊敬って…、なんか適当っぽいなぁ…」
みたいな感じだ。
ちなみに、男に「真面目そう」とかあんまり言っちゃいかんよ。
真面目=つまらない人、の意味だと受け取る男は多いので、基本、褒め言葉にならないからね。
話を戻そう。上記の会話は質問からして、褒めるには微妙である。
よほどいい会社に行っているとか、面白い仕事をしているとかでなければ、普通は仕事に自信などそれほど持っていない。。
また、褒められたいポイントは人によって違うし、よくわからないのに適当に褒めると、それは相手に伝わってしまう。
もちろん、相手が話したいことを的確に質問して、かつ褒めどころも心得ているなら、聞き上手もありだ。
だが、インタビュアーを仕事にしているような人は別として、普通の人がやるには難易度が高すぎる。
では、どうするか?ってのが今日の本題。
共通点を探せ!
先ほどの会話だが、例えば、以下のようにしたらどうだろう?
◆Ver.1
女「お仕事は何をされてるんですか?」
男「メーカーで経理をしてます。」
女「えっ、実は私も経理やってるんです!」
これなら、経理の突っ込んだ話とかできて、会話が盛り上がりそうじゃない?
もし職種が同じじゃなければ、さりげなく話題を変えればいい。
◆Ver.2
男「メーカーで経理をしてます。」
女「メーカーって何を作ってる会社ですか?」
男「自動車の部品です。」
女「えっ、私も車の部品の会社で事務をやってます!」
こうして共通の話題ができれば、先ほどと同じように話しやすくなる。
この例だと仕事だが、同じように趣味でも、出身地でも、血液型でも、相手との共通点があると話は弾みやすい。
まずはそこを常に意識するように心がけよう。
それだけで、「あ、この趣味は男の人も割と知ってる」などということが徐々にわかってくるはず。
がんばって自分から話す!
結局、精神論じゃ、回答としてどうかと思うのでいろいろ考えた。が、会話のパターンなど無数にあるし、人それぞれのキャラも違うので、マニュアル化はムリだ。
とにかく、大事なのはがんばって話す、これにつきる。
自分の仕事、趣味、最近気になっていること、その場で思ったこと、目についたものなど、無難なことを話題にする。
そうすれば、一つや二つは相手にも引っかかるものがきっと出てくるだろう。
最初は、口下手でもいい。
面白い話ができなくてもいい。
そのうち慣れる。
あと、当たり前だが、仕事の愚痴や自慢など、相手が引いちゃうような話はNGだ。
まぁいきなりそんなことを話す人は滅多にいないと思うけど。
ということで、とにかくがんばれ!