LINE利用者に共通する悩みの一つが、いわゆる“既読スルー”。
「既読なのに何で返事をくれないの?」と、リアクションが遅い彼氏にイライラしている女性は少なくないようです。
メールと違って、相手が自分のメッセージを読んだかどうかがリアルタイムでわかるLINEは、忙しい現代人にぴったりの便利なツール。でもその分、読んだらすぐに反応してもらえないと不満を感じやすく、それが原因でケンカになるケースも珍しくありません。
既読スルーの原因は男女の脳の違い!?
なぜ彼はなかなか返信をくれないのでしょうか。忙しいから?後回しでいいと思っているから?それとも、好きじゃなくなったから…?
その可能性もありますが、もしかしたら理由は別のところにあるのかも!原因として考えられるのは男女の脳の違いです。
男性と女性は脳の構造が違う、という話を聞いたことがある方は多いでしょう。男性脳の特徴を知れば、これは仕方のないことだったんだな…と考えられるようになるかもしれません。
みなさんが彼に「遅い!」と怒鳴ったりするのを防ぐためにも…LINEと脳の関係について、少しご紹介したいと思います。
男性は一度に一つのことしかできない
女性脳は複数のことを同時にこなすのが得意と言われています。例えば、電話で友達の悩みに相槌を打ちつつ、部屋を掃除したり、明日着る服はどれにしよう?とクローゼットを覗いたり…一度にいくつものことを考えられるのです。
一方、男性脳の特徴として挙げられるのは、何かに集中すると他のものには意識がいかなくなること。仕事中は仕事のことだけ、ゲームをしているときはゲームのことだけを考える傾向があります。
つまり、LINEが既読になっているのに返信が来ないのは、彼が他の何かに熱中しているからかも。仕事が詰まっているときや友達と楽しく飲んでいるときなど、メッセージを読みはしたものの「たいした用じゃなさそうだし、後でいいか」と思っている可能性大。
また、すぐには答えられない質問をされた場合は「時間があるときにゆっくり返そう」と思って、即答しない場合もあるでしょう。
彼が帰りの電車から、もしくは自宅に着いた後に返信してくれたなら、それはその日の用事が済んで、あなたのことをしっかり考える余裕ができた証拠。
「今この瞬間、彼の頭にあるのは私のこと」と思えば、既読から少し時間が経っていても腹を立てずに済むのではないでしょうか?
女性と同じ感覚でLINEしてない?
女友達とのLINEを見直してみると、お誘いではなく単においしかったスイーツの写真を送った、お互いにかわいいスタンプだけ送り合ったなど、「なんとなく」なやりとりをしていることはありませんか?
男性に対しても同じ感覚でLINEをしていると、気持ちにすれ違いが起きてしまうかもしれません。
一般的に女性は世間話や噂話が好きで、その日にあったことを誰かと共有したいと思うのですが、男性にとってそれは、理解し難いこと。内容が無い、スタンプだけ、写真だけなどのLINEが送られてくると「返事のしようがない」と思い、スルーしてしまうこともあるのです。
LINEは2人の距離を近づけてくれる魅力的なツール。のはずが、ケンカの原因になってしまうなんて悲しすぎ。それを避けるためにも、男性の考え方の傾向を理解しておきましょう。
「きっと浮気してるんだ」「もう気持ちが無くなったのね」などと早合点しないように、まずは脳の構造の違いを知り、彼としっかりと向き合うことに重点を置いてくださいね。
(文=saki-R)