かつて多くの女性の心を捉えた映画『ブリジット・ジョーンズの日記』。
お酒とたばこを控え、ダイエットに励み、プレイボーイな上司を軽くあしらう洗練された女性になる!と決意しつつも、大酒を飲んで喫煙し、体重が増加した挙句、二股されるブリジット。
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レニー・ゼルウィガーは、そんな不器用でドジだけどキュートな独身女性を、体当たりで演じています。
恋愛には6つのタイプがある
ブリジット・ジョーンズはロマンスを夢見る一方で、性的に満たされる恋愛を求めていました。
少女のような一面がありつつ、成熟した大人の側面も持ち合わせている。そんな女性は多いのではないでしょうか。
恋愛には、心理学的に次の6つの類型があります。
・エロス(性愛)
・プラグマ(実利的)
・ルーダス(遊戯的)
・アガペー(博愛的)
・ストルゲー(友愛的)
・マニア(独占的)
それぞれの傾向がもたらす性質を、細かく解説していきましょう。
エロス(性愛)の恋愛傾向
この傾向が強い人は、ロマンティックな演出が上手です。ただ夢を追いかけるあまり現実的に物事を見ることができず、恋に恋して終わることがあります。
傾向が弱い人は、判断力・決断力に優れているものの性的な場を作るのが苦手。甘い空気に酔う情緒性が欠けている人が多く見られます。
プラグマ(実利的)の恋愛傾向
この傾向が強い人は常に落ち着いて物事を考えられますが、人間関係を損得勘定で捉えがち。
相手の地位や条件、外見や属性に目を向け、自分にどんなメリットがあるかで判断するため、他人に「冷たい人」と思われてしまうことも。
この傾向が弱い人は、相手の幸福を考えて動くことができます。ただ相手を優先しすぎて自分のことをおろそかにしてしまい、結果的に相手に利用されて終わることがあります。
ルーダス(遊戯的)の恋愛傾向
この傾向が強い人は刺激を第一に求め、嫉妬に悩まされることがありません。ただ刹那的・快楽的な関係しか築けないため、真剣な関係を築けないという欠点があります。
傾向が弱い人は非常に真面目なので、他人に信頼されやすいのですが、厳格すぎるところがあり、相手に堅苦しいと思われてしまうかも。
アガペー(博愛的)の恋愛傾向
この傾向が強い人は、博愛精神が強い人です。優しさを発揮する一方で、自分を押し殺すような自己犠牲を払ってしまい、気づいたら共依存関係に陥っているなんてことがあります。
一方、傾向が弱い人はストレートに自分をぶつけられる人です。ただ常に「何かをしてもらう立場」でいるため、そのような利己的な態度が喧嘩をひき起こすこともあります。
ストルゲー(友愛的)の恋愛傾向
この傾向が強い人は、友達から恋人に発展することが多い傾向にあります。そのため、長期的な信頼関係を築くのが得意でしょう。
ただ燃えるような情熱に欠けている部分があるので、相手に味気ないと思わせてしまうことがあるようです。
傾向が弱い人は、魅力的な異性との華やかな恋愛を求めがち。激しく熱い時間を過ごすものの短期で終わるため、毎回花火のように儚く消えてしまいます。
マニア(独占的)の恋愛傾向
この傾向が強い人は、とにかく独占欲や依存心が強いです。所有欲を押し付けあうだけの、息苦しい関係にしてしまう危険性があります。
傾向が弱い人は、相手の都合や人間性を尊重できるので、居心地のよい関係を築けるでしょう。
ただあまりに執着心がないようだと相手を不安にさせるかもしれないので、こまめな愛情表現が求められます。
まとめ
恋愛のパターン、当てはまるものはありましたでしょうか。
どれか一つだけ当てはまるというわけではなく、大概の人が複数の傾向を持ち合わせています。
その強弱の配分が、その人の「恋愛の個性」を形作るのです。
あなたは、どんな個性を持っているでしょうか。ぜひ、分析してみてくださいね!
(※2016年11月06日 17:30 公開記事)