“平凡な容姿”と“美人”、選べるならやっぱり美人になりたい――というのは、多くの女性たちの本音ではないでしょうか。
でも、誰もが認める美人なのになぜか男性が寄り付かない、いつまでも彼氏ができない…そんな“残念な美人”もいますよね。
きれいなのにもったいない、そう思われてしまうのはなぜなのでしょうか?
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そこで今回は、20~40代の男女にアンケートを実施。その結果から見えてきた“残念な美人”への男性の評価や、具体的な特徴をご紹介します。
「残念な美人」と聞いて思い浮かべる芸能人は?
まず、世の男女が考える「残念な美人」像を探るべく、芸能人の中から名前を挙げてもらいました。その結果、男女ともにツートップと言える票を集めたのは、沢尻エリカさんとダレノガレ明美さん。
おふたりとも美人であることは誰もが認めるところですが、残念判定されてしまう理由はそれぞれ異なります。
【沢尻エリカさんの場合】
沢尻エリカさんの印象は、一言でいえば「性格が悪そう」。映画の舞台挨拶で質問された際、仏頂面で「別に」と答えたエピソードは誰もがご存知でしょう。
以降、嫌いな女性有名人の常連になったものの、結婚、活動休止→復帰、そして離婚を経て、最近は好感度も上がってきている様子。それでも名前が挙がるとは、「別に」のインパクトってすごい…。
【ダレノガレ明美さんの場合】
一方のダレノガレ明美さん。みなさんの評価を総括すると「しゃべると残念」ということでした。
「言わなくてもいいことを言いすぎる」(20代・男性)との意見には、そういうキャラ設定なのでは…と擁護もできますが、特に女性陣からは「声質に清潔感がない」「見ていて苦痛」(いずれも30代・女性)など散々な評価!
“性格”が問題とされた沢尻さんに対し、“品のなさ”が決定打になっているようです。
そのほか興味深いのは、ド派手な披露宴で話題となった藤原紀香さん。40代以上の女性から圧倒的支持(?)を得ています。同世代だと感じ方が違うのか、「知性、教養が全く感じられない」など辛辣なコメントが並びました。厳しい…。
「残念な美人」VS「普通だけど常識のある人」
さて、ここまでは芸能人の話でしたが、今度は一般女性を想定して“残念な美人”と“見た目は普通だけど常識のある人”、付き合うとしたらどちらがいいか男性に聞いてみました。
結果は…3分の2の男性が“見た目は普通だけど常識のある人”を選択! 女性からしたら、“そりゃそうでしょ”と思いますが、先に紹介した芸能人に対するコメントを見ると、女性より男性のほうが断然優しいのです。
やっぱり男は美人に弱いのね…と思っていたところでの、この結果。ちょっと安心しました。
とはいえ、残り3分の1の男性は、“残念な美人”を支持。ただ、理由を見てみると「(残念なところを)直せる程度なら頑張る」(30代)、「こちらがカバーする」(40代)といったコメントが添えられています。改善できる可能性がある、許容できる範囲内なら、という条件つきってことですね。
一発で恋愛対象外認定される“残念”な言動とは
というわけで…どんな人が“残念な美人”だと思うかをヒアリングし、その特徴を以下にピックアップしてみました(“性格が悪い”など抽象的なものは除きました)。
これらは、たとえ誰もが認める美人であっても、即NGを食らう可能性のある危険項目ばかり。ご自身に当てはまっていないかも要チェックです。
[1] 食べ方が汚い
[2] 言葉遣いが悪い
[3] 字が汚い
[4] 片づけができない
[5] 笑い方が下品
[6] 体臭がキツい
[7] ファッションセンスが悪い
[8] 不平不満、人の噂ばかり話す
[9] 異性と同性で態度が違う
[1] 汚い食べ方の代表格といえば“クチャラー”ですが、無意識にやっているため本人は意外と無自覚だとも聞きます。食べ方に限らず、[1] ~[5]のように身に染み付いた習慣って、指摘されないと気づけないし、自力で直すのは難しそう。そもそも笑い方って変えられるものでしょうか…?
もし自分が当てはまったとして、一番精神的ダメージが大きいのは[6] かも。「体臭がキツい」なんて周りに思われてたら、引きこもりになってしまいそうです。
[7] ファッションセンスは、「高齢者向け通販カタログのような服を着ている」(40代・男性)という辛辣なコメントも…。自力でセンスを磨くのは難しそうですが、自分のセンスが微妙だということを自覚し、他人の意見に耳を傾けることができれば改善の余地はありますね。
[8] 以降は、性格・人格的な部分。不平不満を言わないよう意識することはできそうですが、性別による態度の違いは、自分では意外と気づけないものかもしれません。
美人は意外と大変?
“残念”言動の数々、いかがでしたでしょうか。
「程度によってはOK」「カバーするから大丈夫」とはいっても、世の一般男女が思う“残念”さはなかなかハイレベル。一朝一夕で直すのは難しそうですね。
また、ある30代の男性は「美人なのに食べ方が汚い人」とコメントしてくれましたが、この“なのに”という言い回しにも注目。美人だと小さな欠点が目につきやすく、ギャップの大きさから過度に失望されてしまうのかも?
“美人は得”と思いがちですが、意外と大変な面もあるみたいです。無理して見た目を磨くより、自分に合ったセンス、気持ちいい言動を心がけたほうが、よい人間関係を築けそうですね(もちろん、恋愛も…!)。