秋ドラマが続々とスタートするこの季節。序盤の展開から目が離せませんね。
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中でも、ロマンチックな恋愛を疑似体験したいなら『運命に、似た恋』が要注目。原作・脚本は恋愛ドラマの名手、北川悦吏子さんで、主演は原田知世さんと斎藤工さん。年の差、境遇の差を超えた純愛物語というから期待大です。
運命?懐かしい友達との恋愛エピソード
ところで、何が“運命的”なのかというと、これまでの放送を見る限りでは、2人は幼少期に出会ってかけがえのない思い出を共有していたよう。
ドラマの展開は今後を楽しみに待つとして、「小さい頃の異性の友達と大人になってから再会→恋に落ちる」パターンって、割と身近で起こっていたりしませんか?
というわけで、小~中学校の同級生や幼なじみと時を経て再会し、恋に落ちた、意識したという方々のエピソードをご紹介します(お名前は全て仮名です)。
彼が一途に片思い!彼女の趣味に寄り添い結婚
◆まゆみさん(35歳)の場合
人当たりが良くかわいらしい雰囲気のまゆみさんは、大学2年生の頃に開催された中学校の同窓会で、今の旦那さんと再会したそうです。
「中学時代は恋愛対象として全く意識してなかったのですが、ひさしぶりに会ったらすごく趣味が合うのでびっくり。運命の人なんじゃないかと思いました」
この日をきっかけにお付き合いへ発展、大学を卒業すると彼は有名な上場企業へ就職し、2人は25歳で結婚したそうです。
「でも、運命の人だと思ったのにはからくりがあって。彼の友人が結婚式のスピーチで暴露してわかったのですが…」
実は彼、中学の頃からずっとまゆみさんに片思いしていて、同窓会を企画したのも彼、趣味が合ったのは彼女の好みをリサーチして勉強していたからだとか。
そして、彼女に見合う男になろうと猛勉強し、一流大学に進んだという…!きっかけはどうあれ、素敵な男性に十年越しで想われているなんてうらやましいですね。
転校した彼と、飛び入り参加した同窓会で再会!
◆杏子さん(31歳)の場合
高校生の頃、ミス〇〇高校に選ばれたこともあるという美女・杏子さんは、現在1児の母。男性ばかりの理系学部出身ですが、旦那さんは百貨店の営業職。接点はどこなのでしょうか?
「再会したのは成人式直後の同窓会。彼は小3で転校してしまったので卒業名簿に入ってなかったのですが、Facebookの友達経由で誘われ、飛び入り参加したと聞きました」
実は当時、杏子さんは授業が忙しかったので、この会を欠席するつもりだったそうです。でも、幹事をしていた友達から“ドタキャンが出て困ってる”と言われ出席することに。少し遅れて行って、たまたま空いていたのが彼の前の席でした。
「最初はお互い“誰だっけ?”状態でしたが、人数合わせのように出席した成り行きが似ていて笑い合った記憶がありますね。そこからなぜか旅行の話になり、2人ともスペインに行ったことがわかって盛り上がりました」
偶然が重なって再会した人が運命の人だったなんて、素敵ですね!
同じ部活の部長だった彼と、意外な趣味が一致
◆亜衣(33歳)さんの場合
中学で美術部の副部長をしていた亜衣さんの趣味は、就職してからハマったというオーケストラ鑑賞。吹奏楽を長く続けている妹の公演を観に行き、その迫力にハマったそうです。
そして27歳頃のこと、家の近所で同じ美術部の部長だった男性とばったり再会。連絡先を交換して後日食事に行くと…
「彼もオーケストラ鑑賞が趣味だったんです。周りの友達はボルダリングとかスノボをやってる中、なんて地味な…と思いましたが、一緒に行く相手が家族しかいなかったのですごくうれしかったですね」
彼は大学も理系で、仕事もシステム開発職。なぜオーケストラに興味を持ったのかは謎ですが…そこからお付き合いに発展し、今はとても充実しているそうです。
もしかしてアレは…?幼なじみのわかりづらいお誘い
◆ゆかりさん(34歳)の場合
ハタチを過ぎてすぐの頃、同窓会で再会した幼なじみ6~7人と意気投合して、近所でたまに飲むようになったというゆかりさん。冬が近づくある日、その中の一人の男子からこんなメールをもらったそうです。
「クリスマス、ぼっちで寂しいから、誰か女の子紹介して」
大真面目に「どんな子がいいの?」と返信したところ、彼は「お前でもいいよ」と。そ、それはもしかして…!
「でも私、『意味わからん』と返信して会話を終わらせちゃったんです。後で友達に話したら『それは、彼なりのお誘いだったのでは?』と言われ、『そうなのか!』とびっくりでした」
その後、くだんの彼は引っ越してしまったので会う回数は減ったものの、いまでも飲み友達だとのこと。それはそれで楽しい関係…なのかもしれませんね。
終わりに
子どもの頃から知っている相手って、途中で会っていない期間があっても、なぜか安心感がありますよね。
実家住まいの人は近所でばったりというケースもあるかもしれませんが、きっかけとして一番期待できそうなのは同窓会。これから年末に向かっては飲み会ラッシュですし、お誘いがあったら面倒くさがらず、積極的に参加したいところ。運命の人は、過去に出会ったあの人かも…?
さておき『運命に、似た恋』はどんな展開になるのでしょうか。ノベライズ版(文春文庫)も出ているので、最終回が待ちきれない人は手に取ってみては。
(※2016年10月19日 11:45 公開記事)