交際が順調に進んだら、いずれやって来るのが“彼の家族に紹介される日”。結婚を意識してお付き合いしているのなら、相手の家族には少しでも良い印象を残しておきたいですよね。
もしかしたら、一生を決めるかもしれない“運命の日”、女性にとって一番の難関はやはり「彼ママ」ではないでしょうか。愛する彼を産んだ人だから、できることなら仲良しになりたい。そう願っても一筋縄ではいかない場合も多いんじゃないかと思います。
「初めて彼氏の家に行ったとき、手土産にTOPSのチョコレートケーキを持参。女性が多い家なので甘いものは喜ばれました。そこまでかしこまらず普通に会話もできて、私的には上出来でした。おいしい夕食もご馳走になっちゃった。彼ママ、優しくしてくれてありがとう」
こんなふうにスムーズに行ったら、理想的ですよね! 反対に次はちょっと怖いお話を。
「こないだ会ってきました。彼氏のお母さまはバツ1で子どもも男兄弟だけなので、母親というよりすごく女でした。彼がトイレに行ってる間にさりげなく嫌味を言われたりしたので、最低限礼儀は尽くしたつもりだけど、ちょっと不安です」
想像するだけで怖い! 女手ひとつで育てた息子の恋人を、そう簡単には受け入れられないのかもしれませんね。でも、息子に幸せになってもらいたいという思いが強い分、彼女のことを認めたら大切にしてくれそうな気もします。
「お気に入りのお菓子の詰め合わせを手土産に。台所から彼ママとお姉さんの会話が聞こえてきたんだけど『あ、これ有名なのじゃん!うれし~』と言っててほっとしました。後から聞いた話では、ゼリーもクッキーもほとんどお姉さんが召し上がったそうな。喜んでもらえてよかったです」
女性は同性を見る目が厳しいので、嫌われたら大変です。でも、仲良くなれば親が反対しても味方になってくれるかも。なお、彼パパを味方につけて母を落とすという高等戦術もあるそうです。
ところで、結婚の挨拶の場合、羊羹やロールケーキなど“切る”ものは、縁起が悪いのでNGと言われています。彼の家族構成に合わせて、デパ地下で人気のお菓子などを上手にチョイスできたらいいですね。
あらかじめ彼にお母さんや姉妹の好みを聞いたり、テレビや雑誌で話題のお菓子をチェックしておくのも◎ 彼の家族がお酒好きの場合は、ゼリーやジェラートなど、飲んだ後でも食べやすいさっぱり系のスイーツをおもたせにするのもおすすめです。
最後にちょい残念な初対面エピソードを一つ。
「彼氏が実家に住んでて、付き合った当初コソコソ夜しのび込んでお泊りしたとき、朝、お母さんが『洗濯物ない?』って部屋に来た。彼が廊下でお母さんとしゃべってるとき、爆睡中の私がタイミング悪くイビキをかいたらしい。 で、お母さんにバレて『コソコソ来なくてもイイのに!』ってちょっとお説教された。それが初対面。寝起きのマヌケ顔…もう一度ご挨拶しなおしたい」
学生とかだとこういうシチュエーションは多そうです。仲良くなっちゃえば笑い話になりそうですが、それまでは気まずくて、会ってもまともに顔を見られないかもしれませんね。
ご挨拶のときは服装やメイク、言葉づかい(彼やご両親を何と呼ぶかとかも)、手土産など、気をつけなければならないことがたくさんあります。が、何はともあれ笑顔を忘れず、清楚かつナチュラルなお嬢さんであることをアピールするのが一番なのではないでしょうか。って、たぶんそれが難しいんですけどね。
でも、彼との関係が一歩深まる日だと思えばがんばれるかも? “運命の日”にはどうか、彼ママの気持ちをゲットすべく、自分史上2番目か3番目ぐらいに素敵な女性を演じてくださいね。1番目はたぶん結婚式だと思うので、それはそのときまで大事にとっておきましょう。
(文=Kawauso)
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