気になる彼との距離を縮めたくて、慣れないボディタッチや上目づかいに挑戦。精一杯頑張ったのに、「何してるの?」と逆に引かれてしまった……みたいな話を聞くことはありませんか?
そんなの悲しすぎ。“追いかける恋愛”なんてもうコリゴリ!と思っちゃいそうですよね。
でも、そのように無理しなくても、彼の気持ちを自分に向けさせる方法はあるんですよ。
恋愛心理学を活かせば、自然に彼のハートをゲットすることができるはず。今回は彼との食事デートにスポットを当て、効果的なテクニックをご紹介していきましょう。
【座るのは彼の左側がベスト】
食事デートで気をつけたいのは2人が座る位置。飲食店でテーブル席に案内されたら、彼の真正面に座らないようにしましょう。
椅子が2つしかない場合は、中心から少し移動させ、彼の「左斜め前」に座るようにしてください。本当は彼の横に座るのがベストなのですが、2人の関係がそれほど親密でなければ、なかなか難しいと思います。
もしバーなどに飲みに行くチャンスがあるなら、彼の左側をキープしましょう。なぜ左側が良いかというと、そのほうが緊張感を持たずに楽しめるから。心臓は体の左側にあるので、男性は心臓に近い場所に女性がいると、安心したり、良い意味でドキドキしたりすると言われています。
【“本当の顔”から本音を察知】
また、左側に座ることであなたは彼の本音を知ることができるでしょう。人は左右の顔の表情が違っていて、右側は建て前の顔、左側は本当の顔と言われています。ですから、左側にいれば、笑っているときに本当に楽しんでいるか、それとも演技かを見分けやすいのです。
どんな話題に興味を示すのかを察知できたら、その内容について質問し、笑顔であいづちを打つだけでも好印象を与えられますよ。
【真正面がNGな理由は?】
真正面に座るのをオススメしないのは、お互いに緊張感や圧迫感を覚えるから。相手への意見を言いやすい距離でもあり、無意識のうちに衝突してしまうケースが多いようです。
座る位置の原因で好感度が下がるなんて、あまりにももったいないですよね?
デートに限らず、合コンや飲み会でも、気になる男性がいたら左横の席を狙ってみましょう。
【フィーリング・グッド効果を活用】
心理学では、人は“気分の良い状態”の時、一緒にいる相手に対しても良い印象を持つと言われています。例えば、キレイな夜景を見ていたら、隣りにいる男性に対してもキュンとしたということはないでしょうか?
このように楽しい気持ちの時、リラックスしている時に、その空間にいる人のことまで好ましく思うことを「フィーリング・グッド効果」と呼びます。
この効果を活かし、素敵なお店で食事することで心もお腹も満たされれば、彼はあなたと2人で過ごした時間を楽しかったと思い、同時にあなた自身にも魅力を感じるでしょう。
もともとかなり親しい間柄でない限り、食事に誘うのは勇気が要るかもしれません。が、大きな収穫を得るためにも、思いきって誘う価値はありそうです。
2人きりで行くのが難しいようなら、他の人にも声をかけて何人かで食事をするのもいいですね。座る位置を意識すること、「一緒に食事をした仲」だということを相手に印象づけられれば、それだけで成果があったと言えます。
「フィーリング・グッド効果」を活用するために、彼が好きな食べ物や好きなお店の雰囲気(インテリア、かかっている音楽、出すお酒など)をリサーチするのもお忘れなく!
(文=saki-R)