「彼と過ごした思い出が心に深く刻みこまれていて、忘れることができない」
「別れた彼と、なんとかよりを戻したい!」
そのように思っている女性は多いはず。
別れには理由があります。そのそもそもの部分を解消せず、よりを戻したとしても、再び同じ理由で別れることになるでしょう。
一度終わってしまった元カレとの仲を修復するには、必要なプロセスがあります。
復縁のための3つのプロセスについて、本記事でご紹介します。
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1. 別れを自覚すること
復活愛の殿堂ともいえる映画、『エターナル・サンシャイン』をご存知ですか?
『マスク』で有名なコメディ役者ジム・キャリーと、『タイタニック』でヒロインをつとめたケイト・ウィンスレットが恋人同士を演じる恋愛ドラマです。
喧嘩別れした恋人クレム(K・ウィンスレット)と仲直りしようとジョエル(J・キャリー)が彼女の職場に訪れるも、クレムはまったくの他人行儀。
それどころか違う男性と目の前でイチャつく始末。
そんな彼女の姿にショックを感じるものの、ジョエルは事実を知ってさらに衝撃を受けます。
なんとクレムは、彼のことを記憶から消してしまう手術を受けていたのでした。
■それでも惹かれあった二人は…
打ちのめされた彼も同じ手術を受け、彼女の記憶を消し去ります。そうしてお互い記憶を失ったまま再び出会い、恋に落ちて…。
やがて実はお互い元恋人だったと知って、同じ過ちを繰り返すのではないかと不安になり、彼女は彼に別れを切り出します。
でも彼は彼女を説得し、二人は恋人同士として復縁を決意するのです。
この彼女の不安はもっともで、うまくいかない原因はお互いの中にあります。
そのため別れを「ふってわいた不幸」のように捉えず、「別れるべくして別れた」という自覚を持つ必要があります。
2. 別れの理由を探る
例えば、あるカップルの彼女のほうは、一緒にいないときでもメールやLINEをして、常に愛情表現をしてもらうことを望んでいたとします。
しかし彼氏にとって、メールやLINEは連絡手段でしかないという認識。
だから彼女に連絡をするのはデートの前後のみで、愛情表現は彼女と二人っきりになったときだけでいいと思っている…。
こんなふうにものの考え方や価値観が違うと、上手くいかないのは当然ですよね。
本当に好きだったらこうするはず…というのは自分だけの思い込みにすぎません。
■お互いの違いを理解すること
どこかがすれ違っているから、付き合い方にズレが生じて、気持ちがかみ合わなくなるのです。
相手のこと、自分のこと。過去の言動を思い返して改めて分析してみると、二人の違いが見えてくるでしょう。
その中に、上手くいかなかった理由があります。
3. 問題解決のための自己成長を
違いを埋めるためには、どうすればいいのか。
ちなみに「妥協案」を見つけようとすることは、解決策ではありません。
先の例でいえば、常にメールやLINEを求めるのではなく一日一回で我慢する、などでは意味がないのです。
なぜなら愛情表現の認識に大きな違いがあることが問題なのに、その改善を全く行えてないから。
人生は恋愛ばかりに時間を割くわけにはいかず、一緒にいないときでも相手の愛情を信じられるようにならなければ何も変わりません。
■復縁するためには自己の成長が不可欠
わかりやすい愛情表現ばかりを望む自分から、深淵な心の結び付きを求める自分への成長することが、理にかなった努力となります。
そういう努力ができて初めて、相手に「今までとは違った付き合いができるかも」という可能性を感じてもらえるのです。
まとめ
よりを戻すために必要なプロセス、ご理解いただけましたでしょうか。
分析した結果、どうしても原因を解消できそうにない、というケースもあるでしょう。
その場合は「縁がなかった」と判断して、スッパリ諦めるべきだと思います。
よく「本当に好き同士なら、いつかまた出会って付き合える」と言う人がいますが、運命はすべてを解決してはくれません。
別れの原因が払しょくされて、初めて新しい可能性が生まれるのです。
自分がどこまで道を切り開けるのか。よりを戻せるかどうかは、そこにかかっているのです。
(※2016年09月27日 10:15 公開記事)