憧れの彼との距離をもっと縮めたい、と思っているなら一緒に食事をするのが一番です!
それって当たり前じゃない?と思うかもしれませんが、実は食事デートって心理学的に見てもすごく有効なのだとか。
食事に誘うまでが大変なんだけど…って感じもしますが、その分、約束を取りつけたらこっちのもの。最初は他の人も込みの食事会や飲み会もいいですね。
ひとまず、食事が2人の仲を深めてくれる理由について解説していきましょう。
■ランチョンテクニックって何?
疲れていたり落ち込んでいたりしても、誰かと食事をして楽しさや満腹感を覚えると、それなりに幸せな気分になることってありませんか?
一緒に食事した人とその気持ちを共有すれば、お互いに好意を抱き、心を許せる関係になりやすいと考えられています。
これは心理学では“ランチョンテクニック”と言って、飲食しながら話すと、相手への説得や依頼がうまくいく確率が高くなる、というもの。
政治家や経済人が料亭などで交渉や駆け引きをするのは、このテクニックを駆使するためだったのかも!?確かに、おいしいものを食べながら頼み事をされたら簡単には断れないですから…うまい手なんじゃないでしょうか。
男女関係でも同じように、食事をしながら提案やお願いをしたら、相手からポジティブな返答を引き出しやすくなるってわけ。
「今度はあのお店に行ってみたいな」なんて言ったら、即OKしてもらえるかもしれません。
■相手に楽しい記憶を植えつける
彼と食事をし、楽しい時間を共有すると、相手の脳に「一緒においしいものを食べに行った」という記憶をインプットさせることができます。結果的に彼はあなたに好印象を持つようになるでしょう。
そのためにも、食事デートをする際は「お洒落でおいしいお店」をリサーチすると良いと思います。適当に選んで、味やサービスがイマイチだったり、店内が汚かったりすると、あなたへの評価も下がってしまいかねません。
後は「彼がおいしいと思うもの」を食べることも大事。せっかくお店に行っても自分が苦手なものばかり出てきたら、彼は不快に感じるでしょう。事前に何が好きかを聞いておいて、パスタ好きならおいしいパスタ屋さんをチョイスする、などしてみてください。
■彼を食事に誘うベストなタイミングは?
彼を誘うときは、夕方から夜にかけてのタイミングで声をかけるといいでしょう。なぜなら夕暮れ時は、人の心と体を支配している“体内時計”が最も不安定になっているため、ぼんやりして判断力が鈍っているからです。
営業マンはこの状態を利用して、わざと夕方に大事な商談をすることもあるとか。昼間なら断るような案件でも、疲れて注意力が散漫になっている時間帯だと「ま、いいか」と思うので、契約が成立する確率が高くなるのです。
このことを心理学では“黄昏時効果”と言います。「今度、食事に行こう?」と誘う場合も、昼間より夕方以降のほうが成功率が高くなるそう。
デートの時間も、ランチよりディナーがオススメ。“黄昏時効果”はアプローチや告白にも活用できるので、ぜひ時間帯を意識してみましょう。
2人で食事するのがうれしくて興奮しすぎたり、緊張してうまく笑えなかったり。デートではいろいろなことがあると思います。でも、恋愛心理学が味方してくれる!と思えば、心強く感じてリラックスできるかも?
ぜひこれらのテクを取り入れて、彼と楽しい時間を過ごし、あわよくばお付き合いに発展させてみてくださいね。
(文=saki-R)