よく「一番好きな人との結婚は幸せになれない」的な話を聞きますが、あれって実際どうなんでしょう。
周りには大恋愛の末に結婚し、幸せになった人も多いし、むしろ好きじゃない人と結婚したほうが不幸になるような気がします。
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一方で「二番目に好きな人と結婚するとうまくいく」説の根拠を聞かされると妙に納得させられることも。
この「一番好きな人と~」説、みなさんはどうお考えでしょうか?アンケートを取ってみました!
「あー、わかるー」な肯定派
・「相手に夢を見過ぎて、現実に幻滅してそういうふうになることもあるかもしれない」(20代 女性)
・「あまりに好きだと、嫌われまいとして、無理に無理を重ねて完璧な理想通りの自分を演じて疲れちゃうのでは。多少好きかも~、ぐらいのほうが長続きする気がします」(30代 女性)
・「ほとんどが恋愛結婚の現代の離婚率を考えると、あながち間違いでもないのかもしれませんね。二番目、三番目の人を選ぶと相手に対して妥協を覚えるので、案外うまくいくのかも」(40代 女性)
うーん、なんとなくわかる気もするけど…。お相手にもよるのでしょうが、お見合い結婚が主流だった時代には、みなさんこんな感じだったのでしょうか?
確かに、最初からあまり期待したりしない分、幻滅や「こんなはずじゃなかった!」というのは防げるのかもしれません。
「げ、ありえない!」な否定派
・「そんな説は関係ない!」(20代 男性)
・「むしろ一番好きな人としないと、それこそ後悔すると思います」(30代 女性)
・「一番好きな人と結婚できる状態で二番目に好きな人と結婚する人は皆無でしょうし、一番好きな人と幸せになれない人はその他の人とも難しいと思います」(40代 男性)
上記の30代女性、40代男性の回答には、「ごもっともです」と言うよりほかない気さえします。
好きだから許せないこともあるけれど、好きだからこそ許せることもあるわけですから。
「都市伝説だろ」な傍観派
・「一番好きな人が必ずしも人間的に素晴らしい人ではないかもしれないので、一歩下がってよく見てみろということですかね」(30代 女性)
・「失敗した人がそのようにうそぶいているだけでは」(40代 男性)
・「お見合い結婚最盛期に、言いくるめるため&嫉妬が混ざってできた説じゃないかなあ。“趣味を仕事にすると良くない”と似ている気がします」(40代 男性)
もしかすると、「一番好きな人と〜」という説は、本当に自分に合ったパートナーを見つけるための教訓なのかもしれないし、単なる先人のヒガミなのかもしれない。
そんな中で寄せられた
・「誰と結婚してもわかんないでしょ、そんなこと」(40代 女性)
という言葉には、ハッと目が覚めるというか「ですよね!」と現実に引き戻されたような気がします。
終わりに
さて、結婚とは人生の重大な決断ですが、長い人生を共にする覚悟を決める以上、
『死ぬときになっても、「この人でよかった」と思えるかどうか』
はとても大切なことなのではないでしょうか。
好きな人=結婚の相性がいい、とは言い切れないのも事実ではありますが、やはり一番好きな人と…という気持ちになるのは、当然のこと。
誰と結婚しても、自分の幸せは自分の手でつかみ取るものだし、家庭内では二人で協力して積み上げていくもの。確かにお相手選びはとても重要ですが、自分の幸せ全てを相手に託してしまうのは、ちょっともったいない気がします。
「幸せを手に入れるんじゃない。幸せを感じることのできる心を手に入れるんじゃ」
とは、ミュージシャン・甲本ヒロトさんの名言ですが、結婚相手を選ぶ場合もまた然り、なのかもしれません。
(※2016年9月15日 10:15公開記事)