別れるべきかどうか…考えすぎてもう何がなんだかわからない!そんなふうに思った経験はありませんか?
うまくいかないときというのは、何かしら原因があるもの。
問題点を解決できれば、付き合いを継続する価値があるといえます。
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ただ、これはさっさと見切りをつけてお別れすべき!というケースもまた、存在するのです。
今回はそんな別れるべきパターンをご紹介します。
一方通行にもパターンがある
よくある「別れに至るケース」として、お互いが一方通行になっている、というのがあります。
相手を思いやることを忘れ、自分の気持ちしか見えなくなってしまう。エゴの押し付け合いになって、だんだんと疲れ、関係が壊れるパターンですね。
ただ、相手への配慮を忘れずきちんと腹を割って話し合い、理解を深めることができれば別れの危機を乗り越えられる可能性が高くなります。
しかし、話し合いができない「一方通行」の場合はそうはいきません。
このような「一方通行」には、次の3つのパターンがあります。
[1] 脅す
[2] 自分の弱さで相手を縛る
[3] 相手の罪悪感をかりたてようとする
危険な一方通行とは
[1] 脅す
例えば「逃げたら一生後悔させてやる」「別れようとしたら、ひどい目にあわせてやる」といった脅し文句でごねるパターンです。
このような態度の根底にあるのは支配であって、愛情ではありません。脅し文句に屈せず、速やかに逃げましょう。
[2] 自分の弱さで相手を縛る
「あなたがいなくなったら、私は自殺する」というように、自分の弱さを盾にして相手にしがみつくパターンです。
依存を許すのは、愛情ではありません。
相手の弱さに正面から向き合い続けることができないのなら、その人に必要なのは自分ではなくカウンセラーであると悟って、きちんと別れるべきでしょう。
[3] 相手の罪悪感をかりたてようとする
相手に否定的な評価を押し付け、「申し訳ない」と思わせることでつなぎとめようとするパターンです。
「僕は君のせいで不幸なんだから、幸せになるために君がもっと頑張らなければいけない」
といった言い方で、相手に責任を負わせることで関係を要求するのです。
どんな状況であれ、一方だけのせいなんてことはありません。モラル的判断が破壊される可能性が高いので、早急に別れるべきです。
愛情ではなくモラハラの場合もある
私は以前、とあるSNSの恋愛相談コミュニティーを通して年間2千人以上におよぶ恋愛相談を承っていました。
相談者さんには、別れるべきなんじゃないかと思いながらも、決断できずにいる相談者が数多くいたんです。
その中に「今別れるのは、彼氏に悪い」と考えている女性がいました。
詳しく聞いてみると、彼が求める「いい女」になれていないから、もっと努力する必要があるんじゃないかと思って、心が揺れているそうなのです。
でもその「いい女」とはどんなものか具体的に聞くと、
「浮気されてもどっしり構えていられる、懐の広い女になるべきだ」
「お前が会いたいっていうからデートしてるんだから、お前がデート代出すのが当たり前」
など、明らかに「都合のいい女」にしようとしているだけなんですね。
彼女は彼の言い分がいかに理不尽なものであるかわからなくなってしまい、別れるべきかどうか判断できなくなっていたのです。
相手がしていることは愛情ある教育ではなく、モラルハラスメントである。
そう彼女に告げると、時間をかけながらも自分を取り戻し、やがて彼女はその彼と別れることができました。
まとめ
別れるべきお付き合いのパターン、ご理解いただけましたでしょうか。
「愛している」「好き」という言葉は、うれしいものです。
しかし、その言葉と行動は一致しているでしょうか?いま一度、振り返って考えてみてください。
相手がいう「愛」とは「自己愛」でしかなく、そのことを話し合う余地すらない場合、きちんと精算すべき関係なのだと理解し、受け入れる勇気が必要なのです。
(※2016年09月05日 13:15 公開記事)