人生の中でウソをついたことがない人は、きっといないと思います。
ただし、ウソにもいろんな種類があり、男性と女性でも違いがあるようですよ。一般的には女性のほうがウソをつく割合が、高いそうですが…あなたはどうですか?
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ウソの種類は12タイプ
幼い頃から、「ウソをついてはいけない」と教えられてきましたが、ウソはウソでも悪いウソもあれば、良いウソもあります。
なかでも、相手を傷つけたり迷惑をかけたりするウソは最悪ですよね。
◆12タイプのウソの種類
[1] トラブルを避けるためにつくウソ/予防線
[2] 終わってしまったできごとに対しての言い訳や口実のウソ/合理化
[3] 問い詰められてその場しのぎのウソ/その場逃れ
[4] 自分が有利になるようにつくウソ/利害
[5] 自分を理解してほしいという意図があるウソ/甘え
[6] 罪を隠そうとしてつくウソ/罪隠し
[7] 能力や経歴を偽り自分をよく見せるためにつくウソ/能力、経歴
[8] 自分を良く見せて目立たせたいためにつくウソ/見栄
[9] 相手が傷つくことを避けるためにつくウソ/思いやり
[10] からかいや冗談のための笑のウソ/ひっかけ
[11] 知識不足や勘違いからのウソ/勘違い
[12] 約束が守れなくて結果的にウソになること/約束破り
(※ 参照「恋愛の心理学」渋谷昌三著/西東社)
女性と男性ではどちらがよくウソをつく?
ウソにもいろんな種類がありますが、恋愛にはウソはつきもの…。ウソが原因で恋人とケンカをしたというのも、よく聞く話です。
ところで、ウソは男性と女性どっちがよくつくと思いますか?
心理学的には、基本的に年齢を問わず、女性のほうがウソをつくことが多く、またウソをついている時のモチベーションも、女性のほうが高いと言われています。
アンケートやカウンセリングなどでも、ウソの体験談を聞かれると、女性のほうがたくさんの経験を書いたり話したりする傾向があります。これは、女性は本能的に自己開示しやすい性質があるので、過去にウソをついたことや自分の情報をつい話してしまうのです。
女性どうしが集まった時の会話を思い返してみれば、なんとなくわかりますよね?
しかし、男性はウソをついたことを軽々しくしゃべったりすることはあまりないし、ウソをついている時のモチベーションも、女性ほど高くはありません。
男女それぞれがウソをつく理由
誰だって、ウソをつくからには絶対にバレたくないと思うので、なんとか隠そうと試行錯誤します。特に女性の場合は、疑われないようにするにはどうしたらいいのか?と考え、バレないウソのためにストーリーを作り、友人や家族などに協力を頼むことさえあります。
しかし、男性の場合はそこまで準備はしませんしできません。どちらかといえば、その場しのぎのウソをつくことが多いので、男性のほうがすぐバレてしまうようです。
また、男性は見栄をはったり、自分を有利に持っていったりするような表面的なウソの傾向が強く、自分を少しでもよく見せたいし、相手よりも優位になるためのウソの場合が多いんですよ。(見栄、利害)
たとえば、彼女がいないのにいると言ってみたり、浮気をしても相手から誘われたと言ったりするようなウソです。
一方、女性の場合は終わってしまったできごとをや守れなかった約束などを、責められた時に持ち出す言い訳や口実のウソがもっとも多くなります。自分が悪いことはわかってはいるのに、前もって言い訳をしっかりと考えていたり、段取りをたてるのが女性は得意でしょう。
たとえ浮気をしても、上手な言い訳をきちんと考えているのも女性のほうです。
これは、予防線対策のウソでもありますが、相手との人間関係を悪化させたくないという想いや、思いやりのウソでもあります。(予防線、合理化)
最後に…
ウソのつき方は男女それぞれに特長がありますが、いずれにしても女性のほうが少しだけ、ウソをつくのが上手なようですね。
男性よりも相手との関係をうまく保つためのウソをつくことが多いので、自然とそうなるのかもしれません。
いずれにしても、ウソをつく場合はくれぐれもバレないように…!
(※2016年9月4日 14:15 公開記事)