「立ち飲み屋」っておじさんの聖域というイメージがあったんですが、それってもう昔の話なんですね。
最近は若い女性の心をつかむようなオシャレな雰囲気のお店が増え、かなりハードルが低くなりました。
それに、手頃な価格で料理やお酒が楽しめることや、「一杯飲んでサクッと帰れる」という気軽さはとても魅力的ですよね。
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と同時に、立ち飲み屋=出会いのメッカ、とも言えるみたいですよ。
以前テレビで紹介された銀座の「333」なんかはナンパスポットとしても有名ですが、ここに来れば誰かしら声をかけてくれる(むしろそれが目的、という人も多い)とあって、連日大盛況。
もちろん、こういった出会い系ではないスタンディングバーやバル、普通の居酒屋的なお店であっても、出会いの数は着席スタイルのお店に比べて格段にアップするんだそうです。
座った状態よりもフットワークが軽い!
街でナンパされてもガン無視を決め込んでいる人も、立ち飲み屋では態度を軟化させることが非常に多いとか。
これは、座っているときよりも立っているほうが人と人の物理的な距離が縮まることに起因します。つまり、いわゆるパーソナルスペースに入りやすくなり、お酒による開放感も手伝って、初対面の相手にも親近感が湧きやすいんですって。
また、特別決まった席があるわけでもなく、座った状態よりもフットワークが軽い、というのも大きな利点。気まずくなってもすぐに移動できるし、目をじっと見て話さなくても不自然ではないので、お互いにリラックスして臨めるのだとか。
普段はシャイな男性でも、これなら「隣の子に声をかけてみようかな」なんて気になってくれそうだし、知らない人に話しかけられても悪い気はしないかもしれませんね。
そうはいっても、世知辛いこの世の中。お互いにナンパ目的ならともかく、知らない人と自然な形で簡単に仲良くなり、ましてや恋愛にまで発展するなんてこと、本当にあるんでしょうか?
立ち飲み経験のある20代の男女に聞いてみましたよ。
文字通り、おいしい思いをした!成功者たちの談
「もともと一人飲みが好きなので、知らない人と話すのは特に抵抗がなかったのですが、立ち飲み屋さんでは本当にいろいろな出会いがありましたよ!今の彼氏も、立ち飲みバルで出会って連絡先を交換したんです。しばらくは飲み仲間としての付き合いでしたが、私の行きつけのバーに連れて行ったことから急接近し、彼のほうから告白してくれました」(26歳 女性)
「お盆休みに帰省した時、地元の繁華街で立ち飲み屋を見つけてふらっと入ってみたら、超タイプの女の子が一人で飲んでいた。思いきって話しかけてみると、酔っていたせいか気さくに応じてくれた。会話の中で『彼氏とうまくいってない』と言ったのを聞きもらさず、連絡先を交換してその場は紳士的に別れたけど、地道にメールなどを送りながらじわじわと距離感を縮めていった。1年かけて恋人の座に昇格!今は結婚前提で交際中」(31歳 男性)
立ち飲みマジックなんてない!無収穫エピソード
「たまに友達と女2人で立ち飲み屋に行きます。確かにいろんな人と話せるけど、なぜか親くらいの世代の人と盛り上がることが多くて、恋愛にはほど遠い感じ。立ち飲み屋は出会いの宝庫って言うけど、みんなどうやって恋愛に結びつけているんだろう?」(24歳 女性)
「職場の近くの立ち飲みバルで仲良くなった人とLINEのIDを交換し、後日会う約束を取り付けた。当日、待ち合わせ場所に着いて連絡しようとしたら、相手がLINEを退会してました。前日まで連絡を取り合っていただけに、かなりの衝撃。その日は一人寂しく牛丼を食べて帰りました」(30歳 男性)
確かに立ち飲みの利点を生かし、初対面の人と仲良くなる機会は多い様子。でも、恋愛に直接結びつくかは微妙といった声もやはり聞こえてきます。
とはいえ、様々な世代や業種の人と気軽に楽しく交流できる場でもあるので、興味のある方、出会いを求めている方は、臆せずに行ってみるといいと思いますよ!
普通に飲みに行くだけで楽しいし、オシャレなのにリーズナブルなお店が多いのもうれしい。
新たな恋に恵まれるかも…というのはオマケみたいなものだとしても、十分、有意義な時間を過ごせると思いますし、話題の出会い系のお店を選べばその確率はグンと上がるのでは。
「出会いなんてどこにもない」という地点に立って考えれば、立ち飲み屋が持つポテンシャルは相当高いことになります。もしかしたら合コンよりも楽しく恋活ができてしまう可能性だってあるのかも!
何よりお酒の力は偉大、ですしね♪
(※2014年8月2日 10:15 公開記事)