プチパイ、ちっぱい、乙女胸……って何のことだかわかりますか?
これらは全て小さな胸を差す言葉です。かわいい呼び名が揃っていますよね。
でも、胸が小さいのがコンプレックスという筆者の友人(27歳)は、「かわいい名前をつけても見方は変わらないだろうし、なんかバカにされてるみたいでイヤ」と文句を言っていました。
普段から「胸が無いから着たい服が着られない」と言っている彼女の悩みは、夏場になるとさらに大きくなります。
「毎年のことだけど、似合う水着が見つからないの」と憂鬱な様子。貧乳がバレず、且つ、ある程度ボリュームアップできるものを……と条件をあげていくと、選べる水着が限られてしまうのだとか。
そんな女性にとっては、ビキニを着るのは恐ろしくハードルの高いこと。しかし、胸のサイズに関係なく着こなす方法があるなら「着てみたい」と思う人も少なくないのでは?
そこで、「夏は必ずビキニを着ます!」と宣言する千佳さん(Bカップ・27歳)、里華さん(Aカップ・25歳)、綾音さん(Bカップ・25歳)の3人に、巨乳じゃなくても堂々とビキニを着る方法を伺ってみました。
<着こなしの基本はビキニ選びから!>
プチパイさんがビキニを着こなすには、選び方も重要。そのコツを3人は次のように教えてくれました。
●千佳:「胸もとにフリルがいっぱいついてるタイプは、胸を隠せるうえに大きく見せる効果もある気がします」
●里華:「フルカップではなくハーフカップを選ぶと、自然と胸が盛り上がりますよ」
●綾音:「トップの中央にひもがついてて、胸の前で結ぶタイプはオススメ。ギャザーで胸をふんわり包みこみつつ、谷間を作ってくれるから」
なるほど!自然に胸を隠せたり、ボリュームアップできたりするものを選ぶのがポイントなんですね。これなら、安心してビキニ売場に足を踏み入れられそうです。
<胸をボリュームアップさせる裏ワザ!>
どれを着るかが決まったら、次はちょっとしたテクで胸をボリュームアップさせましょう。「あの子の胸、上げ底じゃない?」なんて思われないように、ナチュラルに盛り上げる方法があるそうです。
●千佳:「ヌーブラを使うといいですよ。簡単に“寄せて上げて”ができるし、パットを使うより胸が大きく見えるし」
●里華:「私はテーピングを使って、脇肉をグッと持ち上げてます。グラビアアイドルがやってると聞いて、試したら本当に胸を大きくできたんです!テープをはがす時、ちょっと痛いけど……」
●綾音:「耐水性の化粧品でシャドウを入れ、胸の谷間を強調してます。これだけで結構、大きく見えますよ」
すごい……。みなさん、本当にいろいろと努力をしてるんですね!寄せて上げるだけでなく、メイクテクを駆使するなんて、まるで特殊効果!
<あとは堂々としていればOK!>
細かいところにまでこだわり、魅せる胸が完成したら、「あとは堂々とビキニを着るだけ」と3人。
●綾音:「自信なさげに胸を隠すのは、かえってみっともないと思います」
●里華:「私もそう思います。堂々と姿勢良くしてたほうが魅力的なはず」
●千佳:「全ての男性が巨乳好きってわけじゃないしね。大きさよりも、キレイさで勝負すればいいんです。目指すは巨乳じゃなく美乳!」
確かに胸のサイズにのみこだわっていたら、「やっぱり私にはビキニなんて無理……」という感じになってしまうかも。
ということで、お店で選ぶ際も身に着ける時も、無理に大きく見せるのではなく、美しい胸を形作ることを心がけてみましょう!
ちなみに、千佳さんの彼氏(28歳)いわく
「胸の大きさもその子の個性。本人が魅力的なら、サイズなんて関係ないよ」
とのこと。これはとても勇気づけられる言葉ですよね!
プチパイさんでも恥ずかしがらず、「小さくても美しい胸」を自分の武器にしていけば、多くの男性の目を惹きつけることができるかもしれませんよ!
(文=三浦由子)