紫外線は美容の大敵!日差しの強い夏の間のケアは、未来のお肌を大きく左右しますよね。
筆者が暮らしている韓国・ソウルも、この季節は日差しがとても強くなります。そんな中でも女性は大胆!腕・脚はもちろん、背中やお腹まで露出するファッションを楽しんでいます。
かんかん照りでも露出を諦めない、彼女たちの紫外線対策方法とは!?
日焼け防止に「クッションファンデーション」!?
紫外線対策でもっとも代表的なのは、やはり肌に日焼け止めを塗る方法。日焼け止めクリームが定番ですが、近年さまざまなコスメブランドから登場し、話題になっているアイテムがあります。それが「クッションファンデーション」。
これはリキッドファンデーションがあらかじめクッションに染み込んでいるもので、パフに取って肌にポンポンとたたくようにして乗せていきます。
ファンデーションでありながら、ほとんどのブランドのものが「紫外線対策+美白+メイクアップ+クーリング(遮熱)」の機能を備えているので、夏にぴったり!コンパクト状の容器は持ち運びにも便利ですし、日焼け止めクリームより塗り直しがしやすい点もうれしいポイントです。
紫外線対策のキーワード「SPF」「PA」とは
紫外線対策に欠かせない「SPF」と「PA」。もうご存知の方も多いかもしれませんが、おさらいしてみましょう。
「SPF」とは、サン・プロテクション・ファクター(Sun Protection Factor)の略で、シミやソバカス・皮膚ガンの原因となる「UVB(紫外線 B 波)」をカットする力の単位。これは20分間素肌の状態でいる場合と比べて、日焼けが始まる時間を何倍まで延ばすことができるかを示しています。
例えばSPF30なら、20分×30倍=600分となり、10時間まで日焼けを抑えることができるということになります。
実際は10時間も屋外にいることはめったにないですよね。SPFの値が高いほど肌への負担も大きくなってしまうそうなので、普段の外出であればSPF20でも十分ということがわかります。
そして「PA」とは、プロテクション・グレード・オブ UVA(Protection Grade of UVA)の略で、皮膚を黒くしたり、シワやたるみの原因になったりする「UVA(紫外線 A 波)」の防止効果を表す単位。強いほうから++++、+++、++、+の4段階で表示されます。こちらも日常的な外出ならPA++程度が適しています。
目を守るおしゃれアイテムならサングラス
最近は目の紫外線対策も大切ということが知られてきていますよね。サングラスは強い日差しから目の日焼けを防ぐのに最適なアイテムといえます。レンズの色が濃いと瞳孔が開き、紫外線が入ってしまうため意外にも薄いもののほうが効果が高いそう。UVカット率が高く、色の薄いものを選ぶのがオススメです。
ソウルではサングラスをかけた女性たちをたくさん見かけます。クールなファッションを好む彼女たちにとっては、紫外線対策だけでなくファッションのアクセントにもなる一石二鳥のアイテムになっているようです。
髪のダメージ予防にキャップを
韓国女性ならではのファッションのひとつだと感じるのが、ツバのあるキャップをかぶったスタイル。すっぴん隠しに使っている人も多いようですが、夏は日焼け防止にも役立ちますね。通気性のよいものを選べば、髪の毛のダメージも抑えることができそうです。
皮膚科で徹底管理!
韓国では「皮膚管理」という言葉がよく使われ、かかりつけの皮膚科医がある人も大勢います。紫外線対策についてもアドバイスをもらい、できるだけ自分に合った対策をしているのだとか。
もし対策が間に合わなかったら?その場合もやっぱり皮膚科で。気になるシミはレーザーで除去してしまえ!という人も多いようです。
いかがでしたか?「色白は魅力的」と考える男性が多いのは日本も韓国も同じ。恋のチャンスがいっぱいのこの季節を思い切り楽しむためにも、紫外線はしっかりブロックして臨みましょう!