明日7月12日は山羊座の満月です。明日の満月は、前々回と前回お知らせした天秤座火星、山羊座冥王星、牡羊座天王星の直角三角形と共に大きな四角形を形成しています。この配置は、2014年上半期の主要な星回りであった天秤座火星、山羊座冥王星、牡羊座天王星、蟹座木星の四角形によく似ています。したがって明日は、2014年上半期を締めくくるのにふさわしい満月となるでしょう。
ここで、天秤座火星、山羊座冥王星、牡羊座天王星、蟹座木星の四角形について、今一度振り返ってみたいと思います。この四角形の骨子(主題となる構成要素)は、牡羊座天王星と山羊座冥王星の相克的な配置です。
牡羊座天王星と山羊座冥王星の相克的な配置がもたらす意味を、より社会的な影響として読み解くと、①既存の社会構造・既存の社会システム・社会的サイクルの崩壊と再生(新生)②次の社会的ステージへの刷新的移行、という2方向の動きがインパクトの強い変化と共に進行していくことになります。
また、上記の意味をより個人的な影響として読み解くと、①「これで人生安泰」「~のように生きるべき。これがまともな生き方」といった固定観念や、そういった固定観念に基づいた生き方・人生観の崩壊と再生(新生)②より新しい人生への目覚めと、自分らしい生き方への刷新的移行、という2方向の動きがインパクトの強い変化と共に進行していく感じになります。
この配置が最初に形成されたのは2010年5月であり、本格的に稼働し始めたのは2012年秋頃と私は考えています。そして、2014年上半期に形成された大きな四角形は、この牡羊座天王星と山羊座冥王星の相克的な配置がもたらすものをよりパワフルに推し進めていく星回りでもありました。ですからこれまで何回かお知らせした通り、2014年上半期は「ドラスティックに変動し続ける個人的・社会的展開を通じて、各個人が己のあり方にそれぞれ目覚めていく」「今の自分のあり方があからさまになり、本当はどうありたいのかを強く問われる」時期だったのです。さて、あなたにとって2014年上半期とは、どのような時期でしたでしょうか。また、2010年5月あるいは2012年秋頃から今までを振り返り、あなたはどのように生きてきたでしょうか。
ちなみに、この牡羊座天王星と山羊座冥王星の相克的な配置は、あと2回形成されます。今年12月と2015年03月です。私たちは今もなお、新しい生き方に目覚めていく途上にあると言えるのです。したがって明日の山羊座満月は「2015年はどんな私でありたいか」と自分に問いかけ、今後についての意思・長期的意図をしっかり持つのによいタイミングとなるでしょう。
今回の山羊座満月の影響を特に強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。これまでを振り返り、「私、ものすごくがんばった!」「よくやった!」と自画自賛するでしょう。ぜひそうして下さい。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、少し前ならば「到底無理」と見なしてきたことを、今のあなたは「可能性あり」「それを目指してがんばりたい」と思い定めているようです。双子座、乙女座、射手座、魚座は、「今の私でOK」「このまま進んでいこう」という思いが、自分の中で強まってきていると実感できるでしょう。
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