雨がやんだかと思いきや、また降り出した…みたいな天気の今日この頃。梅雨のシーズンのお出かけってなんだか億劫という人も多いのではないでしょうか。
服や靴が濡れると気持ち悪いし、泥はね汚れも気になります。せっかくセットした髪も湿気でボサボサになっちゃうし。
デートの場所も限定されがち…。水族館など屋内のデートスポットは充実しているし、雨音を聞きながらおうちでまったり、というのも悪くはないけれど、「ちょっと物足りない」なんて思うことも。
そのあたり、男性たちはどんなふうに考えているのでしょうか?
都内在住のアラサー男性3人に「雨の日デート事情」を聞いてみました!
【お話を伺ったみなさん】
*杉山くん(29歳 営業)
好きなデート:ドライブ・食べ歩き
*本田くん(31歳 設計士)
好きなデート:映画・ショッピング
*宮本くん(28歳 販売)
好きなデート:テーマパーク・アウトドア
■ 基本、出かけたくない
――そもそも、雨の日のデートってどうですか?
杉山:雨の日に出かけるの、やですねー。出勤するのも嫌なのに(笑)。
本田:体もだるいし。できれば彼女に家に来てもらって、まったり過ごしたい。
宮本:行動を制限される感じが嫌。遊びの予定も立てにくいし。で、結局何のプランもなく1日ダラダラして終わっちゃう。彼女も最初は「たまには家でゆっくりするのもいいね」って言ってくれるけど、それが続くとお互いにイライラしてきますね。時間を無駄にしたみたいで。
本田:そうなんだ?こっちは、自分も彼女もインドア派だから家にいても結構楽しめるかな。同じ部屋で別のことをしてる、なんてこともあります。
杉山:大人~!うちは出かけるのを渋ると彼女が怒るから…いつもデートプランを考えてくれるのは彼女なんで、雨でも頑張ってついて行く感じです。
■お気に入りの過ごし方
――実際、雨の日デートってどうしてますか?
本田:出かけるとしたら、なるべく濡れないようにルートを考えます。屋根付きの駐車場がある施設を選ぶとか、電車で移動なら地下街をフル活用するとか。努力の結果、傘を一度も開かなかった時の達成感ったらない(笑)。
杉山:それわかる。あと俺は屋内のスポーツ施設を探すのが楽しい。ボウリングやバッティングセンターはよく行くし、クライミングも良かったよ。ただ、みんな同じことを考えるから雨の日って混むんだよね。
宮本:ディズニーランドは意外と空いてるよ。
杉山:空いてても雨のランドはなー。傘が鬱陶しくて…。
――雨の日デートで「これは楽しかった!」という思い出があったら教えてください。
宮本:2泊3日で伊豆に行ったんだけど、着いたらずっと雨。でも、ホテルの居心地があまりにも良くて。1日中ジャグジーに入ったり、2人でゴロゴロしたりして癒された。おこもりって言うの?あんなのもたまにはいいなぁと。帰る前の晩に雨が上がって、その時眺めた星空は今でも忘れられない。
杉山:三鷹のジブリ美術館。あんまり興味なかったんだけど、彼女が予約したから一緒に行ったらすごく楽しかった。特に屋上に行った時、しっとりした緑の中、濡れながら静かにたたずむロボット兵の姿にめちゃくちゃ感動しました。
本田:思い出ってほどじゃないけど、彼女を部屋に呼んで、押尾コータローの曲を小さめの音でかけて、雨音と一緒に楽しむとかね。コーヒーを淹れて2人で黙って飲んでたら、幸せがこみ上げて来て、思わず「結婚しようか」と言ってしまった(笑)。
杉山・宮本:プロポーズ!?今ここでその話!?
本田:「もうちょっとしたらね」って、やんわり断られたけどね…。
――で、結局、本田さんは雨の日は出かけたくないんですね?
本田:そうです…すみません。
杉山:いやいやいや、そんな正直な。好きな子と一緒なら雨でも雪でも楽しいですよ。ね?ね?
宮本:うん。雨の日の外出は面倒だけど、家デートばかりだと飽きちゃうから、彼女のほうから何かいい方法を提案してくれたらうれしいな。できれば屋内で(笑)。
雨の日の外出に否定的な男性は多いですが、おうちデートばかりでは彼らも気持ちが下がる様子。解決策を全面的にゆだねられて…って感じもしますけどね。
ただ、映画や水族館、屋内型のショッピングモールや食べ歩きなど、定番の雨デートスポットは概ね好感触でした。
雨の風情を楽しむ展望台や神社仏閣巡り(アジサイとか!)などは「普段と違っていい」と喜ぶ人もいれば、「損した気分になる」と不機嫌になる人もいるようなので、事前に十分なリサーチを。
湿気と戦いつつ天気予報とにらめっこの日々が続きますが、この時期ならではの楽しいデートを模索してみてくださいね。
(文=石村佐和子)
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