女友達に誘われて合コンに顔を出してみたら、女性メンバーは想像以上にハイレベル! 明らかに自分は引き立て役、もしくは人数あわせで呼ばれたんじゃ…と邪推したくなるような、ちょっと悲しい合コン。できれば遭遇したくありませんが、往々にしてありそうな事態です。
「今回はおいしいところを全部持っていかれちゃいそう」と直感したとしても、せっかく時間とお金を割いて参加するのですから、どうせだったら楽しんでしまおうじゃないですか。
そこで今回は、純粋に合コンを楽しむ方法を、その場限りのなりきりキャラ別に考察してみました。
基本姿勢として、恋人を探すというスタンスではなく、あわよくば友達ポジションを狙っていくつもりで、気楽に参加するのが望ましいと思います。一次会終了までの数時間、女優になった気分で演じきってみましょう。
誰にでも比較的簡単に挑戦できるタイプです。終始一貫ニコニコして、当たり障りのない会話でその場をやり過ごすというもの。もっともポピュラーで無難なやり方です。相手の印象には残りにくいという点を、利点とするか難点とするかは、そのときの気分次第です。
普段から世話好きなあなたには、なりきりやすいキャラです。食べ物をみんなに取り分けたり、みんなの飲むペースを誰よりも先にチェックして、すかさず「おかわりは?」と聞く。食の細い人には「ちゃんと食べやー。人間、体が資本やでー」と体の心配までしてあげるなど、単なる気がきくキャラではなく、それこそお母さんのようにあれこれ世話を焼き、必要とあらば人生相談にも乗ってあげるなど、慈愛深さを全力で押し出します。女子力アピールは高いようでいて実は低め、同性からのウケも悪くはありません。
合コンというより、ご飯食べに来ちゃったみたいな。胃袋に自信のある方にはおススメです。とはいっても、周りが引くくらいガツガツ食べてはいけません。
何を食べても「おいしいー」とニコニコ、パクパク。「これ、家でも作れそう」とか言ったら、ほのかな女子力アピールにもなりますよね。みんなの話をうんうんと聞きながらも、箸を休めずにおいしい食事を楽しみましょう。
いっぱい食べる君が好き♪というCMソングもあるくらいですから、ひょっとしたら良い出会いにつながる可能性もあるかもしれません。おなか一杯になったら、あくびをしないように気をつけてくださいね。
ほかにもいろいろなパターンがありそうですね。ちなみに私は、食いしん坊キャラを装いつつ、人間観察に注力します。サワーグラス越しに見えるさまざまな人間模様は、深夜のラブコメドラマよりもシュールだったりして、なかなか見ごたえがあります。
さて、今回はダメだな、と思ったら、もう無理して盛り上げようとしたり、必死で自分アピールをするのはやめようではありませんか。合コンは、恋を探すことが大前提ですが、人を見る目を養ったり、対人スキルを磨く絶好の場でもあります。ハズレ合コンも自らの糧にする前向きさと図々しさで、次につなげていきましょう!
(※2012年9月3日 17:00 公開記事)
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