織姫と彦星が一年に一度だけ再会できる日、七夕。あの2人は恋人同士だと思われがちですが、実は夫婦なのだそうです。
2人共、独身時代は働き者だったのに、結婚生活が楽しくていちゃいちゃしすぎ、働かなくなったため、天帝が怒って引き離し、天の川をはさんで暮らすことに…。
そんなちょっと残念な夫婦ですが、離れていてもお互いを思い続けている、その絆の強さが伝わってくるところは素敵かも。
占星術でアゲマン・サゲマンがわかる?
世の中には織姫と彦星のように、一緒にいるとダメになってしまうカップルもいれば、2人でいることでさらに成長できるカップルもいますよね。
女性目線で言うと、相手の運気を上げて出世させるアゲマン、その逆のサゲマンみたいなイメージ。
どちらも身に覚えがある方、多いかと思いますが、これはその人自身の問題ではなく、もしかしたら星の影響かもしれません。
占星術家・まついなつき先生によると、星占いでは「相手を出世させる相性」か、逆に「ダメにさせる相性」かということもわかるそうです。
このことについて、まつい先生が監修するモバイルサイト『結ばれるべき運命』に面白いエピソードがあったのでご紹介します。
相手を出世させる相性って?
「占星術で相性を見るときに、お互いの好き・嫌いはともかくとして、もうひとつかならず見る箇所があります。
それはあなたの運気を下げる星を相手が持っていないか、逆にあなたの運気を上げてくれる星を持っているかどうかです。」
2人の男性の間で迷う人は、迷っているということは心情的にはどちらでも良いのだとか。どちらかを選べば、もう片方を諦めなくてはならないので、「迷う」という選択を好きなだけ続けていて構わない、とまつい先生。
それでもどうしてもどちらかに絞りたい、という女性がいたので、星の相性を見比べてみたところ、こんな結果が出たと言います。
仕事・家庭…どっちを選ぶ?
「ホロスコープ上で、太陽は『仕事』、私生活は『月』です。片方の男性は、彼女の仕事運を上げる星を持っていますが、私生活や心情的な満足を安定させる星を持っていませんでした。
もう片方の男性は、彼女の仕事運を阻害する星を持っていますが、心情を安定させて満足させる星は持っていました。」
これは『仕事』か『家庭』かの選択を突きつけられているのと同じで、なかなか結論が出ないと思ったまつい先生は、今度は、彼女の星が男性たちにどういう影響を与えているのかを見てみることに。
「仕事運を上げてくれる男性のほうは、彼女の持つ星が、彼の仕事運も上げて心情の安定ももたらします。
一方、彼女の心情を満足させてくれる男性のほうは、彼女の持つ星が、彼の仕事運を阻害するけれど、心情的には安定をもたらすことができるという組み合わせでした。
彼女はしばらく考えていましたが、『わたしはやはり仕事をします』。それだと、彼ばっかり仕事も心情的にも安心で、あなたの心の隙間はそのままですよ、と念を押しますと、『彼で埋まらない理由がはっきりしたので大丈夫、友達をいっぱい作ります』と言って微笑みました。」
あの人とあなたの相性は?
この女性、自分が幸せになることを選ぶのではなく、自分の星が男性たちの負担や邪魔になってほしくないと思い、身を引いたってことですね。
己よりも相手の幸福を願える彼女…次に出会う男性は、お互いを高め合えるような星の持ち主だといいのですが…。
さておき、占星術ではこんな相性も見られる、と思うと本当に面白いですよね。
恋人や気になる相手とあなたの星は、どのように影響しあっているでしょうか?調べてみたら、これからどう付き合っていけばいいのか、もっと幸せになるにはどうしたらいいか、といったヒントを得られるかもしれません。
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監修者紹介
まついなつき
1998年より占星術、古代哲学、スーフィズムなどの研究者、松村潔氏に師事。 2000年より松村氏の西洋占星術のプロ用研鑽研究会である「虎の穴」に参加、東放学園オンデマンド「西洋占星術講座」のテキストに執筆メンバーとして加わる。 直後に初級テキスト「しあわせ占星術」(情報センター出版局)上梓。 以後、2002年より初級占星術、タロット実践、占いライター入門、サビアンエニグラムなど、初心者向け講座を継続中。
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