「彼に気を遣ってばかりで疲れた」「いつも彼を怒らせてしまう」そんな恋を経験した人も多いのでは?
こういう恋愛って一概には言えないけれど、相手の男性の資質に問題があることも多いんですって。いわゆる「モラハラ男」ですね。
この手の男性に引っかかると本当に厄介。幸せとは真逆の消耗し続ける日々を余儀なくされ、精神的にもボロボロに…。
今回はそんな「モラハラ男」の特徴と、彼らを寄せ付けない秘訣を考察していきます。
モラハラ男を見抜く方法
出会ってすぐ、相手にモラハラ傾向があるかどうかを見抜くのは、実はとても困難。なぜなら、彼らは基本的に「とても外ヅラが良い」のです。
優しくて男らしくて、頼りがいがある…そんな理想的な男性が、付き合い始めると豹変!というのが典型的なパターンです。
付き合う前は、こんな面がないかチェックを。「当てはまればモラハラ男」とは言えませんが、その素質はあるかもしれません。
・お店の店員さんに対して横柄に振る舞う
・LINEやメールの返信が遅いと怒る
・相手が電話に出ないと舌打ち&リダイヤル連打
・周りの人(あなたを含め)を「バカだな~」「だからダメなんだよ」と言う
・自分の間違いを認めず、「君の思い違いだ」などと言う
・過去の不幸話をする
とはいえ、恋が始まりそうなときってお互いに舞い上がってますからね…「おや?」と思った時こそ冷静な判断を。
「付き合ってるうちに慣れるでしょ」「言えば直してくれるはず」などと、なあなあにしてしまうと、後でその数倍イヤな思いを味わうハメになるかもしれません。
モラハラ男の大好物は「○○強い女」
モラハラ男は超ナルシスト。自分が大好きで、常に人より自分が優位でないと気が済まないという特徴があります。
特に恋愛関係になると「自分よりも劣っていて」「言いなり」になる女を作り上げることに夢中になります。
だから「もめごとが嫌いで」「優しく思いやりがあり」「我慢強い」女性が大好物。
自分を犠牲にしてでも、一生懸命人に尽くす姿や、「私なんか…」と自信なさげなところを見るやいなや、あの手この手を使って相手を貶め、自分の支配下に置き、その上に立ち続けようとするのです。
逆に言えば、自己評価が高くて主張が強く、簡単に思い通りにならないような女性には近づきません。
ワガママ、毒舌、自信過剰、頑固なまでにマイペース、他人の評価を気にしない、などなど…。
そんなんじゃ彼氏なんてできないよ!と思うかもしれませんが、むしろ逆。程度にもよりますが、自分をしっかり持っている女性を好む男性は多いのです。
ほら、小悪魔系とか悪女系とか、そんな要素あるじゃないですか? 何より、モラハラ男を近づけないためには、それくらい強気なところを見せたほうがいいのかも。
モラハラ男と気づいたら
とはいえ先述の通り、はじめはとても優しくてよくできた彼氏を演じますから、ある程度お付き合いが進むまでは気づかない可能性大。
もしも、一緒にいることで自分の気持ちが沈む日が増えてきたら、一刻も早く周囲の人に相談を!
「いい彼氏じゃん」「あなたの我慢が足りない」などと言われるかもしれませんが、根気よくSOSを出し続けてくださいね。わかってくれる人はきっと現われますから。
◆周囲に相談して味方を増やす
客観視できる人の存在はとても大事。モラハラ男と付き合っている間はちょっとした洗脳状態になっているので、それを正してくれる人がいないと、いつまでもズルズルと関係が続いてしまいます。
◆嫌われるように仕向ける
少しでも自己主張すると徹底的に攻撃されるので、防衛のために相手の言いなりになりがちですが、我慢するのはそこじゃありません。自分を守るためには思い切り自己主張、自分中心の言動を心がけて。モラハラ男はそれだけでかなり動揺するはず。
◆傷つけてでも別れる
モラハラ男の性格は直らない、問題を解決するなら別れるしかないと言われています。
別れ話を切り出すと、泣き崩れて「今までごめん。悪いところは直すから」と懇願したり、「別れるなら死ぬ」と言い出したりしますが、ここでひるんで許してはダメ。
お気に入りの奴隷を手放さないための演技ですから、初志貫徹できっぱり別れましょう。可能なら、第三者に立ち会ってもらうのもいいかもしれません。
「もうあんな恋をしたくない」「次こそは穏やかな恋を」そんなふうに考えて新しい恋に臨む人は少なくないでしょう。
そのために、自分磨きや出会い探しに精を出すのはとても素敵なことですが、危険な相手を近づけない努力も同じくらい大切なのかもしれません。
(※2016年7月2日 10:15 公開記事)