パワースポットがブームになって久しいですね。苦しい時の神頼みではないけれど、出会いがなかったり、恋が実らない状態が続いたりすると、つい神仏にだってすがりたくなってしまいます。
でも、いかにもという感じの縁結びのお守りなんかをぶら下げていると、恋愛にがっついているの?そんなに寂しいの?と思われて逆に恋が遠のいていきそう…と悩む女性もいるのでは?
そこで、パッと見にはお守りだとわからないようなかわいい縁結びのお守りを授与してくれる全国の神社をご紹介します!
実はご利益あり!なバレないお守り
■「縁結び玉」
~氷川神社(埼玉県川越市宮)
地元では「お氷川様」として親しまれる神社。縁結びの神様として知られ、毎月8日と第4土曜日に催される「良縁祈願祭」には毎回多くの参拝者が訪れます。
この神社で、毎日20個限定で無料配布される「縁結び玉」は、境内の小石を巫女さんが一つ一つ奉製し、神職がお祓いをしたものだそう。純白の布製の網にくるまれた白い小石は、お守りというよりかわいいお菓子のような見た目。お守りを入れるための箱もつけてくれます。
この縁結び玉はかなりの効き目があるということで、毎日希望者が早朝から列をなすそうです。確実にゲットしたい方はぜひ朝のうちに神社にお参りに行きましょう。
■「縁(猿)結びお守り」
~日枝神社(東京都千代田区)
江戸の産神として尊敬され続けた神社。江戸三大祭の一つ「山王祭」が行われることでも有名です。この神社のお使いは猿。「猿」(えん)は縁に通じるということで縁結びの神様としても信仰を集めています。
ここの縁結びのお守りは恋愛のトラブルから身を守ってくれる、ということで、小さな破魔矢をかわいい猿の顔のイラストつきのミニ帯でくるりと巻いた形。恋に試練はつきもの、でもできるだけ避けたい、という方はこちらのお守りを身に着けてみてはいかがでしょう。
■「こいまもり花むすび」
~多賀大社(滋賀県犬上郡)
日本で最初の夫婦と言われるイザナミ、イザナギを祀った神社。地元ではお多賀さんと呼ばれ、親しまれています。夫婦の神様を祀る神社ですから、もちろん縁結びのパワースポットとしても有名です。
ここで授与される「こいまもり花むすび」は白とピンクの布で桜の花をかたどり、小さなサクランボまでついた非常にかわいらしいお守り。携帯電話のストラップにしたり、ポーチにつけたりとアクセサリー感覚で身に着けることができそうです。
■縁結びのくし
~熊野大社(島根県松江市)
この神社に祀られているのはヤマタノオロチ退治で知られるスサノオ。彼は生贄とされたクシナダ姫を櫛に変え、髪にさしてオロチと戦ったと言われています。また、戦いの後、結納の際、姫に櫛を贈ったとの言い伝えも。
その結納の品である櫛を、この神社では縁結びのお守りとして授けてくれるのです。ツゲ製の丸くかわいい櫛には、幸運の雲の絵柄が刻まれています。これを持っていれば、スサノオのように男気のある男性があなたを迎えに来てくれるかもしれません。
ここでご紹介したお守りはほんの一部。日本全国には、かわいいお守りを授与してくれる神社がまだまだたくさんあります。恋愛成就や縁結びを願うみなさん、神社に行った際は、どんなお守りがあるかチェックしてみてはいかがでしょうか。
(文=AYAME)
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