今日はホワイトデーですね。
みなさんは本命なり義理なり、バレンタインのお返しをゲットできる予定はありますか?
女性が楽しみにしている分、この日のために世の男性たちは何を贈ろうか悶々としていたのかもしれませんね。
でも、そんなことはどこ吹く風と、涼しい顔で周囲の焦燥ぶりを眺めている男性も一定数はいるようです。
緊急!スイーツ男子座談会
一つもチョコをもらわなかった人?いえ…たぶんそれも正解だけど、今回登場していただくのはそちらではなくスイーツ男子。芸能人だと的場浩司さんが知られていますが、その名の通り、甘いものを愛してやまない方々です。
ホワイトデーや記念日じゃなくても、一年中デパ地下やケーキ屋さんに出没するという彼らに、女性が贈られたら瞬時に幸せな気分に浸れそうなおいしいスイーツの話を聞いてみたい!と思い、緊急座談会を行いました。取材に応じてくれたのは都内の企業に勤める独身男性3名です。
参加者(全て仮名)
・田崎さん(37歳・中肉中背・彼女あり)…高級志向
・中山さん(34歳・痩せ型・彼女あり)…庶民派
・加藤さん(28歳・がっしり体型・彼女無し)…質より量
全ての始まりは…
――いつ頃スイーツに目覚めたんですか?
加藤:小さい頃から甘いものは好きで、よく砂糖を舐めてました。
田崎:俺はミロを舐めてた。
中山:僕もミロ舐めてました。ココア味の。
加藤:水で固めて団子にして食べるとうまいんですよね。
田崎:そうそう。牛乳で薄めたりしないで、ほぼ粉で食べるのがいいんだよ。
お気に入りのスイーツはコレ
――みなさん、始まりはミロだったんですね…。ところで、お気に入りのお店とかはあるんですか?
中山:田崎さんは詳しいですよね。この間も表参道にできたチョコの店を教えてもらいました。
田崎:マックスブレナーね。イスラエル発のチョコレートの専門店。あと、京橋にあるイデミ・スギノっていうケーキ屋さんはいいよ。すごく繊細なケーキだからテイクアウトがNGで、店内でしか食べられないんです。
加藤:すげー。俺は高級な店はよくわからないです。どちらかというと質より量なんで。昔、渋谷に1.3kgのパフェを出す店があって、オールの飲み会明けにそれを食べに行きました。
一同:ええー!
加藤:去年、関西に行ったときは4日間毎日、1日2個以上ケーキを食べました。
田崎:どこがおいしかった?
加藤:梅田で食べたフルーツタルトがおいしかったです。あと、京都のラ・パティスリー・デ・レーヴって店のタルト・タタン。
中山:おいしそう。僕は店はそんなに知らないけど、種類って意味ではレアチーズケーキが一番好きですね。ケーキ屋さんのはもちろんだけど、最近はコンビニスイーツも各社力を入れてて、おいしいと思う。セブンイレブンとかサークルKサンクスとか。
ホワイトデーのエピソード
――スイーツにまつわるホワイトデーのエピソードを教えてください。
加藤:フットサルのチームに入ってるのですが、ホワイトデーのとき、チームロゴが入ったチロルチョコを作って全員に配りました。
中山:それいいね!僕の場合は、プレゼントは無しで相手を食事に連れて行く場合が多いかな。
田崎:俺も飯に連れて行きます。KIHACHIのランチとかに行けば、デザートのケーキもおいしいからわりといいよ。
――ここぞとばかりスイーツを選んで贈るのかと思ってました。
田崎:お菓子はあげたいものじゃないから。自分で食べたいんですよ。彼女に目の前で食われたら悔しいじゃないですか!
魅力がわからないスイーツ
加藤:マカロンってどう思います?いまいち、おいしいと思えないんですが。
田崎:なくても特に困らない。
中山:僕もあんまりおいしいと思わないですね。見た目はかわいいけど。
田崎:だよね。マシュマロは好き?
中山:別に…って感じです。
加藤:ギモーブ(フルーツ味のジューシーなマシュマロ)も、わりとどうでもいいですよね。
田崎:マシュマロの親戚は一同、興味なし。この世に存在しようがしまいが俺の人生に影響を与えないんで。
スイーツ男子は実は有良物件?
その後もこんな感じで、女心をつかむ要素のほとんどないスイーツ談議が延々と続いていきました。
ホワイトデーに付きもののマカロンやマシュマロを真っ向から否定するとか、愛する彼女にスイーツを贈るより自分で食べたいとか。この人たちにホワイトデーの話を聞いたのは大きな間違いだったみたいです。
ただ、この座談会でわかったことがいくつかありました。例えば…
◎スイーツ男子はマメ
⇒今回は3人中2人が自宅で果実酒を漬けたり、パンを作ったりすると言っていました。また、雑誌やネットでスイーツ情報を調べる、おいしいと聞いたお店をチェックするなどリサーチは欠かさないとか。
◎スイーツ男子は太らない
⇒本人たちいわく、砂糖は油や炭水化物ほど太らないからだそう。また、お洒落なカフェやケーキ屋さんに行くためには、ある程度のかっこよさが必要だから(?)、定期的に体を動かしたりしているみたいです。
◎スイーツ男子は束縛しない
⇒恋人がいても男友達とスイーツビュッフェに行く、1人でホテルのアフタヌーンティーを楽しむなど自分の時間を大切にする彼ら。それぐらいマイペースな男性なら、彼女が趣味や友達を優先しても文句を言うことはないはず。
あれ?こうして見て行くとスイーツ男子って意外と優良株!?
食後においしいデザートを食べられるお店もたくさん知っているだろうし。女性側が甘いものが苦手だったり、束縛されたいタイプだったりしなければ、スイーツ男子と付き合うのって楽しそうな気がしてきませんか?
とはいえ、バレンタインにお気に召さないお菓子をあげたりしたら不機嫌になりそうなので、少し面倒ではありますが。
ホワイトデーも彼のほうが楽しむ日になっちゃうだろうし。
でも、そんなの問題なしという女性だったら、スイーツ男子、かなりおすすめです!