【オレ様リーマンの非ジョーシキ恋愛入門92】
約半年間、爆速でフッたりフラれたりを繰り返した必死すぎる婚活経験を生かして、なぜか上から目線で本音の恋愛論を語ります。ちなみに普段は、どこにでもいそうなただのアラサーリーマン。
結婚やら婚活やらについてのコラムを書いているので、後学のために恋愛本をよく読む。
人の恋バナも隙あらば聞いている。
そんなある日、ふと気づいた。
「普通の人の場合は、恋愛について知れば知るほどモテなくなりそうだ…」
オレは勉強のためだから、いいんだけど。
知識があると動けなくなる
今、読んでいる恋愛本には、こんなことが書かれている。
自信のつけ方、遊び人の見抜き方、失恋したときの乗り越え方…
読んだところ、結構当たっている。
だが、それでも読まないほうがいいと思う。
なぜなら、面倒くさくなるから。
自信をつけるためにあれこれやって、遊び人に引っかからないよう注意して、それでも失恋したときには…
なんて考えてたら、恋愛する気がなくならないか?
何も知らない人が、合コンに誘われて「楽しそうだから行く!」みたいにしていたほうが、絶対行動しやすい。
知識をつければつけるほど、不安や警戒心が増し、行動力が失われる。
恋バナはもっとひどい
恋バナの中心は、愚痴や悩みなどのネガティブなものだ。
「合コンに行っても、いい男がいない」
「彼氏と上手くいかない」
こういう話は恋愛本を読むより、さらにやる気をそぐ。
合コンなんて行く気がなくなるだろうし、付き合っても悩みが増えるだけだと無意識に思ってしまうからだ。
挙句、男の悪口などに至っては、
「うっかりショボい彼氏と付き合ってしまったら、自分や彼がバカにされるのではないか…」
という恐怖心さえ芽生えさせる。
当たり前だが、動かなければ恋愛は始まらない。
知識や恋バナはその行動力をそぐ可能性が高い。
失敗しないとわからない
もう一つ言おう。
オレは早2年近く、このコラムや自身のブログで、恋愛や婚活について「ああしろ、こうしろ」と書き続けている。
その中の一つに「高望みするな!」というのがあるが、言われただけでできる人などほとんどいない。
高望みして、フラれたときに初めて、
「あれは高望みだったんだ…」
と実感できるのである。
知識だけで恋愛が上手くいくことは、まずない。
それがいかに正しくても、知っているのと実行できるのとは別物だ。
失敗して、反省して、一歩ずついい出会いに近づいていくのだ。
そのためには、まず行動である。
たとえ失敗しようが、動くこと自体に意味がある。
知るとやる気がなくなりそうな恋愛本は、最初は読まないほうがいい。
恋愛していく中で、必要なときに調べれば済むことがほとんどだ。
恋バナは、人間関係を維持するためだけに、真に受けずに話半分で聞くぐらいでいいだろう。
あまりにネガティブな話題が多い場合は、距離を置くことを考えてもいいと思う。
ちなみに、オレのコラムやブログだけは読んでおこう。