安定の高視聴率をキープしている大河ドラマ『真田丸』。
時にシリアスに時にコミカルに物語が進む中、描かれる、堺雅人さん演じる真田信繁と彼を取り巻く女性たちとの心の交わりや感情の機微に、見ているほうもヤキモキ…ということも多いのでは?
三谷幸喜氏が描く『真田丸』の女性たちは、みんな明るくてパワフルでどこかキュート。今回は、彼女たちの愛される理由を姓名判断から探ってみたいと思います!
姓名判断でみる女性たちの素顔
とは言っても、女性が政略結婚のコマとして扱われた時代のこと。当時の女性には姓というものはなく、系図にも「女」としか記載されないことも多かったそうです。
北条政子や細川ガラシャなど、姓のある女性もいますが、これは後世の人が呼びやすいようにつけた通称だとか。
そこで、姓名判断の中でもファーストネームが司る「地格」という部分を用いて占ってみましょう。
「地格」は0~36歳くらいまでの「人生の前半」、そして「その人の本質」をあらわす重要な部分と言われています。
(以下の画像にはそれぞれ、父親や兄と同じ苗字を入れています)
梅(黒木華さん)
地格「11」
信繁の初恋の相手であり最初の妻となった女性ですね。残念ながら若くして亡くなってしまいましたが、信繁の生き方に大きな影響を与えた人物として描かれています。
作中では気は優しくて力持ち、控えめだけど芯の強い梅。その健気さに、ネット上でも「かわいい」と人気を集めていました。
姓名判断上では梅の地格は「11」。
一歩一歩着実に前進してゆくコツコツ型で、何でも真面目に取り組むので周囲からの引き立てに恵まれて事を大成させる吉数なのだとか。
その奥ゆかしさや思いの強さゆえに信繁に愛された梅のキャラクターにぴったり!?
彼女の芯の強さは、不遇な中でも自分を輝かせる術だったのかも。そんな女性がいたら、そりゃ男性は放っておかないですよね?
きり(長澤まさみさん)
地格「6」
梅の幼なじみで、信繁の良き相談相手でもあるきりは、傍目にはちょっとウザいキャラ。
気持ちはわかるんですけどね、強がりでおせっかいでガサツ、といった印象が否めない…良く言えば人間らしいのですが。
そんなきりの地格は「6」 。
本来の性質はおおらかで穏やか、温かく思いやりがあり器の大きな女性。世話好きで人当たりが良く、胸には大きな志も持っています。
ただ、周りに影響されやすいというか、お人好しなところがあり、口車に乗せられやすいところも。
信繁と梅のために、何だかんだ言いながらも自分の心を隠してアドバイスしたり、何かと手助けしたりする優しさは、この数字に由来していたのかもしれません。
松(木村佳乃さん)
地格「8」
真田家の「姉上」松は、信繁・信幸のお姉さん。ドラマではしっかり者でありつつ、どこか抜けているというか、ユーモラスに描かれています。
しばらく行方不明になっていましたが、5月から再登場したので今後の展開も楽しみですね。
さて、松の地格は「8」。
基本的にはおとなしくて控えめ。でも、感情が豊かで喜怒哀楽をしっかり表現し、涙もろいところもあります。争いを好まず、周りとの調和をきちんと図れるので多くの人から愛されるタイプ。家族との縁が強いのも特徴です。
喜怒哀楽をしっかり表現するというのは、松のキャラそのものという感じですね。
この性格ゆえに、小山田茂誠とは政略結婚でありながらも愛し愛され、当時では珍しいラブラブ夫婦となったのかもしれません。
小松姫(吉田羊さん)
地格「14」(本名の「稲」で鑑定)
徳川家の重臣、本多忠勝の実子であり、後に徳川家に養子に出された小松姫(稲)は、バックに控える徳川家という巨大な権力を盾に、そりゃもうやりたい放題だったそう。
後に信繁の兄である信幸(大泉洋さん)の正妻となりますが、あの時代に政略結婚ではなく稲本人が「自分の婿は自分で決める」と言い放ち、強引に妻の座に収まったと伝えられています。
そんな破天荒な稲の地格は「14」。
こちらは、かなりの大凶数なんだとか。
この数を知覚に持つ人は性格にやや偏りがあり、意地を張ったり開き直ったりと、なかなか素直になれません。
ただ、その一方で人に甘えたい気持ちもあるとのこと。
感情表現は決して上手いほうではなさそうだけど、逆境に強く我慢強いところが、相手への思いを持ち続けるパワーの源になっているのかも?
薙刀を操るたくましい姫が実は甘えん坊っていうギャップも、なかなか魅力的ですよね。
終わりに
こうして見ていくと『真田丸』の女性陣は、姓名判断で見てもやっぱり愛される要素がいっぱい。
少々の短所も、そこをカバーして余りある長所があれば怖いものなんてなさそうです。
…と、ここで質問。みなさんはご自身の名前が持つ運命や人生の傾向を知っていますか?
もしご存知ないようなら、まずは名前の画数を調べたうえで、性格や恋愛傾向などをチェックしてみてはいかがでしょうか。
「だから私はこうだったんだ!」という新しい発見があったら、それは幸せになるためのチケットを手に入れたようなもの。
そこから『真田丸』の女性たちみたいに、大切な人に愛される術を見つけられるかもしれませんよ!