ゴールデンウィークのご予定はお決まりですか?
彼や友達とドライブに行ったり、旅行をしたりする方もいるでしょう。
楽しいことがいっぱいの連休。でも、この時期は日差しがとても強く紫外線の量も多めです。しっかりと日焼け対策を行うことだけは、忘れないでくださいね。
日焼け止めは使い方を守らなければ無意味!
UVケアの必需品と言えば、日焼け止めクリーム。しかし、日焼け止めクリームは使用量や使い方をきちんと守らないと、効果が半減するおそれがあります。
顔全体をカバーするためには、結構な量のクリームを塗らなくてはいけません。でもあまり多くつけると、ベタつきや白浮きが気になる場合があります。メイクもとてもしにくいですよね?
そのうえ、汗や皮脂でくずれたりもするので、数時間おきに塗り直す手間も出てきます。
じゃあ、汗に強いウォータプルーフを使用すれば大丈夫?と、思うかもしれませんが、肌に負担がかかるし、塗り直しもゼロではありません。
それに、遊んでいる最中に何度も日焼け止めを塗り直したりするのは、そうそうできないでしょう。
GWにぴったりの日焼け対策
そこで、おすすめしたいのがパウダーファンデーションをうまく利用するテクニックです。
パウダーファンデーションは紫外線散乱剤をふくむ粉でできているので、紫外線をはね返して防ぐ効果があります。
UVカットと表記されていないものでも、日焼け止めクリームと同等程度の効果が期待できますよ。
それに塗り直しも簡単なので、お出かけの際に最適です。汗や皮脂でメイクがくずれた時も、テッシュや脂とり紙で軽く押さえてから、塗り直すだけでも効果があります。
もし余裕があれば化粧水で軽くふきとりをして、塗り直すとかなりきれいに仕上がります。
ちなみにリキッドファンデーションの場合は、粉の密度が少なくなるので、日焼け防止効果が落ちてしまいます。フェイスパウダーを丁寧に重ねることで効果は上がりますが、お出かけのときはパウダーファンデーションのほうがずっと手軽に使用できると思います。
パウダーファンデでのUVケアのコツ
ファンデーションを、できるだけきれいに長持ちさせるための手順をお伝えします。
[1] メイク下地には保湿効果があるものを使用します。(保湿美容液やクリームなど)ただし、海や山など特に紫 外線が強い場所に行く時は、日焼け止めクリームも併用しましょう。
[2] 手のひらでゆっくりと肌を押さえるようにして、下地クリームをなじませます。できれば10分くらいおいたほうがノリが良くなりますよ。(すぐにファンデーションを塗ると塗りムラができ、くずれやすくなります)
[3] パウダーファンデーションを、スポンジを使用して丁寧につけます。横にすべらせるように動かすのではなく、押さえ込むようにしてつけるます。
[4] 乾燥肌の方や粉浮きしやすい肌質の方は、しっとりタイプや練り状(クリーム)タイプのファンデーションでも代用可能です。
紫外線トラブルは後からやって来る
紫外線によるトラブルで本当に怖いのは、日焼けやシミだけではありません。特にUV-A波は、肌の奥深くまで浸透して細胞を傷つけコラーゲンを破壊します。
また、肌の浅いところに届くUV-B波は、肌を赤くしたりヒリヒリしたりという反応がすぐに起こりますが、UV-A波に関しては、ジワジワと浸透し気がつかない間に肌の老化を進ませてしまいます。
ちなみに、「Woman&Research」のエイジングに関するアンケートによると、40~50代の女性にとって気になることは、
1位 シミ
2位 たるみ
3位 乾燥
と、いずれも紫外線が大きく関係する、肌トラブルばかりでした。後から後悔しないように、日頃から気をつけたいものですね。
年齢を重ねても愛される美しい肌を保てるように、そして、今は恋も遊びも思いっきり楽しめるように…紫外線対策はしっかりと行いましょう。