飲み会だったりスポーツだったり…男性同士が集まってワチャワチャしてる姿って、なんだかいいと思いませんか?
大の男が少年の面影をのぞかせ、思いっきり笑ったりふざけたりしている姿は、私たち女性にはなぜか微笑ましく見えるもの。
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例えばテレビの中で「嵐」のメンバーがじゃれ合う姿にキュンキュンする感覚も、それに近いかもしれません。
中にはその仲の良さに嫉妬しちゃう…なんて人もいるみたいですが。
ワチャワチャ男子の紅一点になる秘訣
同性同士(主に男性同士)の緊密な関係を、大きく「ホモソーシャル」と呼ぶそうです。これはしばしば「異性への嫌悪」を伴うものであると言われています。
ワチャワチャした男の友情をホモソーシャルと呼ぶのが適切なのかどうかはわかりませんが、確かに男子の仲良し集団には女人禁制的な雰囲気もありますよね。
そんな中で例外的なのが、運動系の部活のマネージャーや、男だらけのバンドメンバーに混ざった“紅一点”。
一度は憧れたことのある(?)あの立ち位置…どうしたらあんなふうに男性たちと仲良くなれるのでしょうか?
都内在住の男性に聞いてみました。
【お世話係を買って出る!】
「草野球のチームに所属してたとき、マネージャーをしたい!って半ば無理やり入ってきた女の子がいて。最初はウザがってた奴もいたけど、報酬も出ないのに本当に良く働いてくれたんですよ。
いつも笑顔で面倒見が良くて。いつの間にかみんなのマスコット的な存在になってました。
結局、メンバーの一人と結婚したんだけど、その時はみんな、えーっ!いつの間に?って大騒ぎでした」(40代)
【同じ趣味で妹ポジションに!?】
「僕は多趣味なほうだと思うけど、けっこう男っぽい趣味の集まり中にも必ずと言っていいほど女性がパラパラ混じってますね。釣り、クライミング、バンド、バイク…。
その仲間内で男に混じって一生懸命頑張ってると、大丈夫かな?教えてあげなきゃ…みたいな気持ちになります。
まあ、最初は妹キャラでも、何年かするうちにどんどんベテランになって母ちゃんキャラになったりしますが」(30代)
なるほど、ポイントは「とにかく献身的にお世話をする」ことと「男性と同じことを極めようとする」ひたむきさ?
女性としてどうの、と見られるのは抜きにして、好きなことに熱中する姿を見せれば、男性ばかりのグループ内でも性別を超えた共感と仲間意識、絆のようなものが生まれるのかもしれませんね。
どう見守る?ホモソーシャル男子
さて、彼女や奥さんがいても、何かにつけ同性同士で集まりたがる男性諸氏ですが、それを見守る立場である女性としては、どのように振る舞ったらいいのでしょうか?
たまにはその仲間に入れてほしい、なんて思うこともありますが…?
【女人禁制のグループは静かに見守る】
「大学のサークルの仲間と集まる時は、まず女人禁制。暗黙のルールというか…誰も彼女を連れて来ないし、その会の間は電話にも出ません。もちろん、別の日に埋め合わせはちゃんとしますよ」(20代)
【一緒に行きたいって言わないで】
「元カノが友達の集まりについて来たがる子だったんだけど、ウザかったですね。紹介がてら一度だけ連れてったけど、友達とゆっくり話せないし、気を遣うしで疲れました。後日、友達のことを、あの人○○だよねーとかって言われるのもなんかなって感じで。悪口はもちろん嫌だし、他の男のことほめるのも嫌だし」(30代)
彼氏のプライベートにはあまり首を突っ込まず、彼が自分から「友達に紹介したい」とか「一緒に遊ぼう」と誘ってくれるまで待っていたほうがいいみたい。
私たち女性が、男子禁制の女子会を開催するのと同じ感覚なのかもしれません。
ってことは…そこで繰り広げられている会話の内容は、きっと想像の通り…。
まあ、彼らは「たいした話はしてないよ」と言うでしょうけど。そこらへんも含めて大きな心で見守るとしましょうか。